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今まで何度もそういわれ、実現してこなかった人民元の切り上げ問題。今度はいよいよ切り上げなるかという状況です。日本人にとっては、いつか来た道。中国がこれだけの経済成長を続けていて、いつまでも、現在のままの安いレートでいることはできないわけです。最も、アメリカが圧力をかけなければ、1ドル=8.3元というレートはもっと続くでしょうが。
1ドルが365円の時代から、どんどん下がり、今や100円台です。ドルの価値は3分の1以下に、円の価値は3倍以上になったわけです。私がアメリカに留学した頃は、1ドルが260円程で、ドルが高く感じられました。最初に買った海外旅行のチケットが、中華航空で、羽田ーホノルルーオヘア(シカゴ)-サウスベンド(インディアナ州)までの片道でしたが、17万円ほどしました。これでも、その当時では、東京で、あちこち探し回って見つけた格安航空券でした。 日本人がそうであったように、中国人が人民元の切り上げにともない、購買力をつけて、海外旅行にどっと繰り出してきて、どんどん海外の商品を購入するでしょうね。実際日本にも、中国人観光客が増えていて、かなり買い物をして帰っていきます。 人民元がそんなに上がるのなら、人民元の預金をしたいところですが、人民元の場合、簡単に口座は開けないようです。開いても、手数料が結構かかったり、、、今のところ、香港で口座を開くのが一番良さそうです。下の「特集!!中国人民元」参照。 いつまでもアメリカのドル優位の時代は続かないようです。世界の(軍事的に経済的に)超大国とはいえ、あれだけ巨額の財政赤字、貿易赤字を出している国が、ドルの輪転機を回して、どんどんドル札を印刷して、国民にどんどん借金させて、ものを買わせて内需拡大させていますが、そんなことはいつまでも続かないでしょう。ドルが世界の基軸通貨だからこそできることです。おまけに経済事情の悪さを戦争でぶっ飛ばせとばかり、あちこちで戦争を始めていますが、軍事費だけで相当の金額が流れていっています。もしその戦争が好結果をもたらさなければ、アメリカの没落を早めているようなものです。 ともかく、知らぬ間に中国が力をつけてきて、その結果として人民元も切り上げになるということです。人民元の預金を考えるような時代になってきましたね。 以下参考サイトです。 「特集!!中国人民元」、資産家ネットより http://www.shisanka.net/ 「基軸通貨でなくなるドル」、『田中宇の国際ニュース解説』より http://www.tanakanews.com/f0315dollar.htm 「人民元切り上げ問題」、ヤフーニュースより http://dir.yahoo.co.jp/Regional/Countries/People_s_Republic_of_China/Business_and_Economy/China_Currency/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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