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カテゴリ:ウクライナ
去年の9月にウクライナに行ったときのこと。首都キエフには1週間以上いましたが、田舎の方も見たいと思って、ロシア国境に近いスミーという地方都市に行って来ました。 毎日、あちこちのレストランで食べていました。昼はボルシチやキエフ・カツレツなどのセットメニューを出しているレストランがいくつかあります。高級そうなのはホテル内のレストラン。しかし、どこへ行ってももうひとつパットしません。客が少ないということです。この国はロシア同様、経済状況が良くないので、日本と比べると、街の中のレストランの数がほんとうに少ない。 その中で、際立って、客数が多くて、売れているのが、マクドナルドです。おそらくスミーでナンバー1のレストランでしょう。場所も市内の一番いいところにあり、老若男女多し。値段は日本のマックのより少し安いぐらいですから、向こうの人にとってはかなり高いと思います。 ここで、私が言いたいのは、この街で一番のレストランはどこかと聞かれて、マクドナルドですと答えるのは、何か寂しくないかということ。もっとウクライナ料理の高級な店の名前が出てこないのだろうか?考えてみれば、首都キエフでもマックは圧倒的な強さを誇っている。 もっと考えてみれば、以前に行ったリトアニアでもそうだった。いや、モスクワでも、北京でも、バリでもバンコックでもとにかくマックには客がたくさん入っている。日本でも毎年、外食産業の売り上げナンバー1はマクドナルドです。 もっと、その国の民族料理の店よ頑張ってくれといいたい。 外国に行って、マクドナルドで食べて、ケンタッキーで食べて、スターバックでコーヒーを飲んでいると、海外旅行をしているという実感がわかない。もちろんたまにはいいですが。そんなことを考えるのは私だけか。 かく言う私も、マックは好きで、たまに食べますが、そんなにおいしいと思って食べているわけではない。ひとつのファッションか。マックで食べるという行為自体が。それとも習慣か。 ただ、マクドナルドの経営理念、経営スタイルは素晴らしい、それが故に、全世界に進出して、ほとんどその国の外食産業でトップクラスの地位を占めている。あちこち、外国へ行けば行くほど、マックやケンタッキーの凄さを実感します。 しかし、世界中旅行して、マックでばかり食べているのも寂しいような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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