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カテゴリ:Skype等のインターネット電話
私はボーダフォンの一番安い料金のパックに入っていますが、それでも、通話料、通信料(メールなど)などを含めると、月4,000円は超えます。それに、インターネットやIP電話の料金も含めると、通信関係の費用だけで1万円は超えます。通信関係にお金がかかり過ぎと感じているこのごろです。私のように、感じている方も多いのではないでしょうか。
特に感じるのが、通話料金。私は最安のパックに設定しているせいか、通話料金が高い。1分間で60円の時間帯もある。5分話して300円、これで安いラーメンが一杯食べられると考えると、内心穏やかではありません。内容のある会話で300円なら納得しますが、最近多い、自動音声による手間のかかる応対(、、、何番と#を押してくださいとかいうやつ)で時間がかかったり、待ち時間で時間を費やしてしまったりすると、携帯の料金というのは高く感じる。 ましてや、たまに無料のスカイプ電話(国内、海外)で話していると、携帯でお金を払って話すのがバカバカしくなってくる。もっと安い携帯に乗り換えようかと考えているこの頃です。 このスカイプ電話(日本版)は、ホリエモンがルクセンブルクのスカイプと提携して作り上げたものだが、この点はホリエモンの功績を評価したい。彼のような人物でもなければ、業界からたたかれるような、無料電話を日本に導入する人はいない。孫正義のヤフーのBBフォンにしても、十分に評価される。 以前はホリエモンを賞賛する日本人が結構いましたが、だんだんと彼の真意がわかってくると、ホリエモンに対する風当たりが強くなってきましたね。私は、以前から状況はある程度推測できたので、今回のニッポン放送の件に関しては、疑問視していました。 ホリエモンと孫正義の背後には、ハゲタカファンドなどの連中が繋がっており、それが故にあれだけの大胆なM&Aがなされるのです。米国のバックがついていないと、ホリエモンにしろ、孫氏にせよ日本では簡単に潰されてしまうのです。 自民党の亀井静香氏が、「月刊日本」平成十七年五月号で、 「現状の日米関係は、主人と奴隷の関係ですよ」といっているが、まさにその通り。イラク問題しかり。日本の大銀行や大企業が言いがかりをつけられて、さももっともな理由で、倒産させられたり、解体の危機に瀕しているところがあるが。都心の不動産も知らぬ間に、ハゲタカファンドの連中に買い占められている。これも主人には逆らえぬ、悲しい奴隷の関係が災いしている。一般の日本人はもっと知るべきだと思いますよ。 かつて、三菱地所がロックフェラーセンタービルを買収した時、日本は札束でアメリカの魂を買うきか、非難されたが、今度は、日本が逆にハゲタカファンドの連中などによって買収攻撃を受けているのである。どうして国民は怒らないのか? 亀井氏曰く、「郵政民営化とは日本国を売り渡すことだ――小泉政治が続けば日本は地上から消え失せる」 どうして、小泉、竹中チームが必死になって郵政民営化を進めているかわかりますか。小泉首相が、クロフォードのブッシュ米大統領のテキサスの私邸で、構造改革と郵政民営化の実行を確約したからです。ですから、自衛隊のイラク派遣と同じで、ご主人様に命令されたので、その命令どうり実行するしかないのです。こんな国が果たして独立国といえますか。植民地なみではないですか。よくて属国というところか。ですから、肝心の郵政民営化がそもそも必要かどうかという議論を避けて、その方法論や実施時期などについて話し合っているわけです。小泉、竹中チームにとっては絶対成立させなければならない懸案なのです。 私は、小さな問題点はいろいろあったにせよ、現在の日本の郵政公社は実に素晴らしいサービスを国民に提供していると思います。それをどうして民営化にする必要があるのですか。結局、民営化にして、外資がこの分野にも自由に参入できるようにして、郵政公社が取り扱う巨大な金額(350兆円)を狙っているからです。 敵もさるもの、正面からドーンとぶつかってくるのではなく、一般国民の不平、不満をうまくすくい上げながら、現在の○○はよくないではないかと、そういうところから切り込んでくるのです。だから、初めは多くの若者がホリエモンに共感を覚えたのではないでしょうか。識者によればこれからますます日本でも敵対的買収が盛んになってくるようです。 アメリカは弱肉強食の世界ですから、国民は敵対的買収について問題視する人は少ないでしょうが、日本は、昔から和を持って貴しとなしの国ですから。金儲けのためだけの敵対的買収はなかなか定着しないでしょう。 話は長くなりましたが、一面で私はホリエモンを評価しているのです。背後にハゲタカファンドがついているとはいえ。 例えば、将来、携帯電話を無料にしたいということもあるところで話していますが、こんなことを言う日本人は、ホリエモンを除いていないでしょう。もし実現できるなら、どれだけ多くの若者がホリエモンを応援するでしょうか。 ですから、携帯電話の会社に言いたいのは、現在は高い料金設定で収益が伸びているようですが、外資がやる前に、積極的に顧客の役にたつサービスを提供していかないと、NTTがIP電話に押されて不振になっているようになりますよということです。様々なアクセサリー的なサービスではなくて、純粋に通話料を下げるということです。 参考: 現在無料で携帯電話を使用する方法があります。しかし、そのための機器を購入したり、常時パソコンのスカイプ電話をオンの状態にしておかないといけないし、相手も同じ状態でなければならないなど、技術的に問題があって、まだ実用的ではありません。しかし、技術革新の早い今、遅かれ早かれ、いずれどこかが無料の携帯電話を実現するでしょうね。 楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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