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タイ(外国)に長期滞在している方で、日本に帰った時に、日本にもバンコクにあるような割安なゲストハウスがあれば、と考えておられる方は以外に多いと思う。近年、東京を中心に日本にも外国人ハウスが増えてきており、日本でアパートを借りにくい外国人ばかりでなく、日本人にも門戸を開放している。
いまだにデフレが進行している日本では、ユニクロや100円ショップ、マクドナルドの半額バーガーなどが、先陣を切って価格破壊に挑んできたが、不動産業界においては、土地や家、マンションの値段は下がってきても、賃貸市場において、アパート、マンションの部屋代はあまり下がっていない。 しかしながら、外国人の受け入れに消極的な、また入居時の費用(敷金、礼金、不動産屋への手数料など)がかかり過ぎる、閉鎖的な日本の賃貸市場も少しずつ変化してきている。その変化をもたらしているのが、敷金、礼金などのかからない物件を紹介している不動産屋が増えていることや、外国人ハウスの増加である。 以下外国人ハウスについて述べたい。関係者の話に寄れば、東京及びその近郊では、近年少しずつ外国人ハウスが増加している。常時満室状態が続いているところもある。 私も外国人ハウスに滞在した経験のあるひとりであるが、ちなみに、私が住んだことがある東京、十条の「J&Fハウス」について紹介しよう。場所は池袋から埼京線で2駅目、十条で下車(6分)、駅から歩いて6分の好立地。ここは古いアパートを改築している。部屋は四畳半の部屋が月5.5万円、6畳のは7.5万円。キッチン、リビングルーム、トイレ、シャワー室は共用。部屋には布団と毛布はあるのでバッグ一つで泊まりに来れる。 インターネットの使用はひとりあたり月550円(当時)。ただ当時は部屋にエアコンがついていなかった。契約は2週間からOK。契約に際し、敷金、礼金、不動産屋への手数料、保証人等は一切必要なし。保証金の2万円のみ。ここは決して快適なアパートとはいえないが、好立地と東京でも1、2番目に物価の安い商店街に近く,ほぼ満室状態が続いている。あそこは新聞やテレビでも何回かとりあげられた。 私がそれ以前に住んだ練馬の「U&Iハウス」は東京でも1,2番目にきれいだといわれ、管理も良くいきとどいている。住人は英語学校の教師が多く、日本人で英語を勉強したいという人も住んでいた。ただここは交通の便がもうひとつで、池袋から西武池袋線で8つ目(17分)練馬高野台下車、駅から歩いて15分ほど。月1000円で貸し自転車もある。 タイのゲストハウスはほんとうに気軽に泊まれるが、東京のゲストハウスには若い欧米人が多く、日頃彼らと顔を会わせたり、会話するのが苦手だ、嫌だという人には住みにくいかもしれない。ただそこには、いろいろな出会いがあり、住みにくい面もあるが、ひとり寂しくアパートに暮らすよりは精神的にはるかに良いと思われる。ほとんどの人は長くても半年か一年ぐらいで、次のアパートを見つけて出ていく。短期間住む場合には、アパートを借りて住むよりはるかにコストパフォーマンスが良い。 外国人ハウスについての詳しい情報は、雑誌「ひらがなタイムス」 や東京発の無料英字情報タウン誌「メトロポリス」 参照。外国人(日本人も可)向け不動産情報はJ&F PLAZA 参照。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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