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ちょっと気になったニュースがあったので載せてみます。まずは読んでみてください。
※ ※ ※ 「外国人と結婚したロシア人は市民権剥奪」極右政党の法案 [ 2005年06月08日 03時27分 ] [モスクワ 6日 ロイター] ロシアの国会議員グループが、外国人と結婚したロシア人は国外追放もしくは市民権剥奪という法案を起草している。 デュマ州の議員で国粋主義政党LDPR所属のニコライ・クリャノヴィッチは、議会がこの法案を通過させる可能性は低いと認めつつも、これは必要なことだと主張している。「世界で最も美しく気だてのいいロシア女性が、海外に流出している。そして我らの持つ最も価値あるもの、すなわち国家の遺伝子が浪費されているのだ」クリャノヴィッチはEkho Moskvyラジオで語った。 彼は女性が海外へ出て行くのを批判するのと同時に、逆に海外から配偶者をロシアへ連れてくるのも好ましくないと発言した。 クリャノヴィッチは、新婚夫婦は出身地に住むべきだと言う。ロシアを「外国の侵略」から守るためだ。 「ロシアで暮らす際に、外国人たちは彼らのルールを持って来る。それは受け入れられない」 共産主義が倒れて以来、外国人と結婚するロシア人の数は目に見えて上昇している。昨年Ogonyok誌に掲載された統計によれば、17歳から25歳の女性の3人に1人は外国人と結婚し海外で生活することを希望しているという。 LDPRの党首ヴラジミール・ジリノフスキは常に論議を巻き起こす異端者として知られており、議会で他の議員と殴り合いになったこともある。 ※ ※ ※ 以上が引用です。 なかなかコメントのむずかしいニュースです。 このようなニュースは普通大手の新聞には載りません。しかし、ある意味でロシア男性の本音を言っているので、重要です。 ○ このような法案は議会を通過するはずがありませんが、いかに多くのロシア男性が怒っているかというのがわかります。 ○ おそらく韓国人男性も韓国人女性に関して、類似した考えを持っているのではないでしょうか。韓国は現在のロシアのように貧しくはないので、極端に外国人排斥という行動には至りませんが。 ○ その対極にあるのが、タイ人やフィリピン人の考え方です。全てのタイ人やフィリピン人がそうではありませんが、女性は外国人とつきあい、結婚して、家に金を送金してくれればいいという考えかた。そういう女性を批判したり、外国人排斥という行動には至りません。もちろん根底には貧しさがあるのですが、お金のためには、ある程度は目をつむるということでしょうか。多分に熱帯の気候も影響しているのではないかと思います。 ○ 振り返って、我が日本では、いまや貧しさ故に外国人と結婚するという女性はほぼ皆無でしょう。その他の理由で外国人とつきあい、結婚するのだと思います。全く自由な国です。戦後アメリカの思想教育によって骨抜きにされた日本人(男性)は、とやかく言う人も少ないし。 ○ 現在、アメリカ型のグローバリズムや、底の浅い市場経済の考え方や、お金万能主義が世界を覆っている。女性は貧しくても、金持ちの外国人と結婚できれば、祖国のみじめな経済状況から簡単に脱出できる。男性とは条件が異なる。美貌を持つ多くのロシア人女性が、月2,3万円以下の収入しかえられないのに、一旦欧米の男性と結婚すれば、一夜にして楽な暮らしができるわけですから、本国を捨てて、外国に行きたがる若い女性(に限らないが)が3人に1人というのもうなずけます。 前にも述べたように、コメントのむずかしいニュースなのでこの辺にしておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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