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カテゴリ:タイ
最近のタイの映画で、ほとんどイサーン語で会話されている、笑いと感動の映画を観て来ました。タイでは日本同様、地方からバンコックに働きに来ている人が多いですが、その中でもイサーン(東北)地方から来ている人は多く、バンコックやパタヤではイサーン出身の人を多く見かけます。
私もイサーンの言葉があるというのは知っていましたが、イサーン語で会話される映画を観ていて、こんなにタイ語と違うとことに驚きました。イサーン語がわからないタイ人のためにタイ語の字幕がついていました。まるでタイ語とは別の外国語のようです。もちろんタイ語と共通の単語があるので、私でもいくつかの言葉は理解できましたが。一回目は言葉がほとんどわかりませんでしたが、2回目には、イサーンの言葉とはいえかなりタイ語に近い言語だということがわかりました。 ストーリーはイサーンの二組のカップルのうち、二人の女性がバンコックに働きに行き、残された男たちは、寂しく彼女達からの便りを待つ。一方女達の方はバンコックに行ってだんだん垢抜けていきます。イサーンにいたころよりもきれいになっていきます。 ベトナム映画あたりだとかなり悲劇的に描かれるかもしれませんが、このタイ映画ではおもしろく描かれていて終始笑えます。もちろんイサーン的(タイ的)な笑いですが。そんな笑いの中にもイサーンの男達のバンコクへ行ってしまった女達の一途な想いがあり、涙を誘われます。久々に観たタイの良い映画でした。映画の名前は確かヤーソートンです。現在、おそらくタイ全国で放映されていると思います。 ふだんハリウッド映画ばかり観ているせいか、このイサーン語のタイの映画はすごく新鮮に映りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.22 00:24:10
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