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カテゴリ:タイ
私としてはなんとも情けない経験をしました。
後にタイのドンムアン空港に来る日本人のために私の失敗談を載せておきます。 昨日、バンコク・エアウェイでプノンペンからバンコックに戻ってきました。50分の短いフライトでしたが、おいしい軽食も出て快適なフライトでした。 私はバンコクのドンムアン空港では、いつも第二ターミナルから外に出て、外の通りで市内行きのタクシーを拾うのですが、昨日は空港内を一回りしたタクシーをひろって、パタヤまで1000バーツということで乗り込みました。 ところがこの運転手、人相が悪く(特に目)、言葉使いも横柄で、なにやら怪しい感じがしてきたので、途中で降ろしてくれと言っても、パタヤまで1000バーツと言ったのだからだめだという。じゃ市内のスクームビット方面へ行ってくれと言っても、言うことを聞かない。しょうがないので、100バーツ渡したがダメ、200バーツ渡してもだめ。ほんとうはこちらが怒るところだが、運転手は逆切れしていよいよ悪人としての本性を表してくる。 一度高速を降りて、スティサン方面へ向かい怪しいところへ連れて行かれる。途中車が止まったら急に降りようと思ったが、信号がほとんどなく、車は止まらない。それにドアに細工がしてあり、普通にドアを開けようとしても開かない。 以前はこんなときタイでも、カンボジアでも、ベトナムでもよく運転手とケンカをしたものですが、今回は金目なものもあり、タクシーで怪しいところへ連れていかれているので、やむなく1000バーツを渡しました。がそれでも降ろしてくれない。それどころか、ポケットから20バーツ札を出し、オレは20バーツしか受け取っていない、1000バーツよこせという。 全くふざけた野郎だ。ケンカ慣れした人ならこういう時うまく切り抜けられえるのかもしれないが、私はここでケンカしてもこの先状況が好転するとは思えず、仕方なくもう1000バーツ渡しました(合計2200バーツ)。 こういう時安易に金を払うと、後続の日本人がまた狙われるということになるのですが。正直言って、命の危険性を感じたので、やむなく金を払ったしだいです。2回目の1000バーツ払うときも、なかなかドアを開けてくれなくて、外に降りてから金を払うということでようやく開放されました。 身包み全部はがされて、しかもその上殺されたのではたまったものではないので。過去には何人もの日本人が悪徳タクシーの犠牲になっているはずです。 ※ ※ ※ 教訓としては 1.タクシーに乗るときは、運転手の人相を確かめる。タクシーの運転許可証などを確かめる。 2.料金は高いが、空港で斡旋しているタクシーか、外で流しのタクシーをひろう。 3.空港内で待機していて、客からぼったくろうとしているタクシーには乗らない(なかなか見分けはつかないが)。 4.トラブルに合ったときには、タクシーの番号を覚えていて後で警察に連絡する。 5.運転手とトラブルになったときには、タイの場合、大声をたてて怒鳴らず、相手は悪人でも丁寧に対応した方がベター。運転手が逆切れしてナイフやピストルを出すことも考えられるので。 私がもっと若くて貧乏旅行していたら、こんな時は運転手とケンカしていたでしょうね。あの雲助運転手がお前は日本人か韓国人かと聞いてきたときに、一瞬考えましたが、日本人と答えました。韓国人は喧嘩っ早く、どこでも納得がいかなければ、ケンカする人が多いので、運転手もその辺をチェックしたのかもしれない。その点、日本人にはお金を払って解決する人が多いので。 君子危うきに近寄らずで、空港から指定のタクシーに乗れば問題はないのです。それ以前にいろいろな危険や病気に遭遇するようなところには行かず、もっと安全な日本で暮らしていれば、長生きはできるでしょう。少なくとも東南アジアで生活しているよりは! そう考えると、私のような「インドシナ浪人」はとても危険な生き方です。最も、日本でずっと生活していると窒息しそうで、こちらに出てきたわけですが。いろいろな危険に遭遇する確率は日本よりはるかに高いですね。 日本を離れてはじめて日本の良さを実感する時もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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