きのう、市場近くの床屋に行って失敗した話。
その床屋には何度か行ったことがあるのだが、その日は今まで私が見たことがないオヤジがいて、彼が私の髪を切ることになった。久しぶりなので、オヤジにいくらかと聞いても、オヤジは黙って答えない。何だか嫌な予感!
ともかく、イスに座ってから何度もカンボジア語で「ピー センチメーター(2cm)」と言い、指でほんの少しだけカットだよというふうにジェスチャーをする。これまで、私の人生で、言葉の通じない国で、この頼み方で失敗したことはない。
ところが、オヤジはバッサバッサ髪を切り始める。初めは後ろの方から切っていたので、後ろの方は髪が多いので、まあいいかと思い黙っていたが、、、。今度は前に回って、前髪もバッサバッサ切る、、、思わず、NOと言うが、ときすでに遅し! 何と10cm以上も切っているではないか。オヤジは2cmだけ残すと勘違いしたようだ。こんな勘の悪いオヤジは初めてだ。「覆水盆に帰らず」で、髪は短くなってしまった。
日本なら、節約のため長髪をボウズ頭にして、年に2,3回しか散髪しないという男の人もいるでしょうが。ここはカンボジアです。一回の散髪がたかだか3,000リエル(約90円)ですから、私もそこまではしません。毎回少しずつ切るようにしています。なのに今回は、、、。
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