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どうやら、私の友人は国境見学フェチとでもいえる旅行者で、今回は彼に連れられて、中国、ミャンマー(モンラー)の国境と中国(モーハン)、ラオスの国境を見学に行って来ました。タイから中国雲南省の景洪に入国し、そこからボロバスで予想もしない苦しい旅でした。帰りには景洪からバンコク行きの飛行機に乗り遅れるというおまけつきでした。
普通は、国境越えが好きだという人はいますが、私の友人のように国境を見学するのが好きだという人は結構珍しいと思います。2チャンネルにも、「国境越えフェチいる」というスレがあるぐらいですから。私自身はといえば、かなりの数の国境を越えていますが、別に国境越えにたいした関心はありません。その面倒な手続きがいやで、国境はスムーズに越えて早く次の目的地へ行きたいという考えです。 何故、日本人(別に日本人に限らないか)には国境越え好きな人がいるのか? やはり周囲を海に囲まれており、陸路で隣国へ行けないため、陸路での国境越えに興味を持つ人がいるのでしょう。 さて、国境の地名の呼び方には二通りあって、たいてい有名な方の地名ばかり話されて、もう片一方の方はあまり聞いたことがないという状況もおきます。例えば、中国、ラオスの国境で、中国サイドの町はモーハン、ラオスサイドの町はボーテンといいますが、発展している中国サイドのモーハンばかり有名になっているという状況です。 今回、我々がおかした間違いは、中国、ミャンマーの国境を目指してモンラーという町に行こうとしたのですが、現地の中国人はその地名を知らず、結局、タクシーの運転手に中国語で打洛(ダーロウ)という所に連れて行かれました。あいにく国境は閉じた状態で、打洛の町は閑散としていました。友人は、何度も「おかしい、ここじゃない、テレビで見たモンラーにはもっと人がいた」と繰り返していましたが。 実は、中国サイドの打洛の先のミャンマーサイドの町がモンラーだったのです。そこはミャンマーのラスベガスと呼ばれたほど活気のある町だったようです。我々が行った8月には国境が閉鎖されていましたが。帰国してからいろんなホームページを見ていましたが、何とある人の国境越えの写真に、我々が打洛で見かけた金ぴかのパゴダが写っていました。ミャンマーサイドのモンラーから写した金ぴかパゴダでした。我々はといえば、閉ざされた寂しい中国側の国境から、山の上にあるその金ぴかパゴダを見ただけでした。 中国はデカイ国で、周辺国との国境は果たしていくらあるのか知りませんが、国境越えフェチに限らず、少数民族の好きな人や素朴な人が好きな人、自然の好きな人には国境越えは楽しい体験になるかも知れません。それと中国の大都市では体験できない、安くて快適(?)なホテルに泊まることもできます。その他の物価も安く、経済的な旅ができます。まずおいしい食事にはなかなかありつけませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.24 02:27:23
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