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タイに行けばよく映画を観ます。
日本より値段が安く、場合によっては新作の映画が日本より先に見られます。 で、今回見てきたのが、「World Trade Center」。安く見れるといっても、タイの場合、音声は英語、字幕はタイ語というのが多く、英語の苦手な人にとってはいまひとつ理解できないでしょう。 私もこの映画は半分ぐらいしか理解できませんでしたが。 感想としては、いまひとつという感じ。あの9.11の悲劇的な大事件を警察官の犠牲的な行動、障害、奇跡的な救出という感動の物語に仕上げていますが。確かにそういう感動の物語はあったと思いますが、一番の関心事は誰がこの事件を引き起こしたかということ。そのことについては、この映画は全然触れていません。 むしろアメリカ政府の見解をサポートしている感じがする。後半に黒人の女性に、ビルはパンケーキのように崩壊したと言わせていますが、まさに政府発表のパンケーキ理論を観衆にアピールしている。 私は,World Trade Center は爆破されたとみているので、このような映画は事の真実から人々を遠ざけるものとしか映りません。アメリカでさえ、半数近くの人々がビルは陰謀により爆破されたと理解しているのに、今時このような映画ができても、どういう効果があるのでしょうか。ただこの事故で不幸にして亡くなった人々を追悼する想いを新たにされました。何の理由もなく、ビルに行くなという勧告も受けず、無念の死を迎えた人は、哀れです。 帰りの飛行機の中では、「ダ・ヴィンチコード」の映画を上映していたので、日本語で見ました。最初はやはり、タイで英語で(タイ語の字幕付き)見ましたが、やはり日本語で見た方がよくわかりました。この映画は奥が深く、ただ何を言っているのかという、表面上の意味がわかっても、歴史的なカトリック、ユダヤ教、秘密結社などが理解できないと、どうしてこの映画がセンセーショナルなのかがわかりません。 タイではハリウッドの新作映画が日本より早く、そして安く見れますが、日本語吹き替え、日本語字幕付きというのはないので、英語に自信のない人は、もう一度どこかで日本語で見直さないと、消化不良(十分に理解しないまま)で終わってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.17 03:59:30
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