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天木直人氏がよくぞ載せてくれたTPPの本質を突くYouTubeの動画。
アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容 ちょっと長いですが、たいへん参考になるので、以下天木氏のブログから引用します。 ※ ※ ※ TPP交渉の最大の問題はその交渉内容が公表されないことである事を知っている人は少ないと思う。 なぜ交渉内容が公表されないのか。 それはその内容が公表されればそれぞれの国民がみずからの利益を奪われる事を知って怒り出すからだ。交渉が中止に追い込まれかねないからだ。 そしてTPP協定の危険性の最大のものは、企業が国を相手取って訴訟を起こせるといういわゆる悪名高いISD条項(投資家対国家間の紛争解決条項)が盛り込まれている事にある。 このTPP協定の秘密性と危険性をいち早く見抜いて告発したのが米国の市民団体であったということは何と言う皮肉だろうか。 私は読者の一人からの情報提供で以下のようなサイトの存在を知った。 まずこれを黙ってみていただきたい。 http://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48 ここで流されている米国の報道録画は衝撃的だ。 この録画を日本の国民が知ったらTPP協定などとんでもないという事になる。 これまでの国内の議論がすべて吹っ飛ぶ事になる。 なにしろオバマ政権そのものが米国議会に隠してTPP交渉を進めていたからだ。 ひょっとして米国議会はオバマ大統領にTPP交渉の交渉権を剥奪するかも知れない。 ただでさえオバマ政権と議会は財政削減などで緊張関係にある。 もし議会がオバマ大統領にTPPのさらなる交渉を許すとすれば、他国との交渉で徹底的に米国企業と米国民の利益を確保することを命じる時だ。 しかし米国がそのような態度でTPP交渉に応じるなら、そしてその事を各国の国民が知る事になれば、各国政府はそんな米国の交渉を許すはずはない。 だから各国の政府もまた、自らの国民に隠して米国とTPP交渉を行なって来たに違いない。 米国と結託して国民を裏切ってきたのだ。 しかし情報は必ず漏れる。 各国の政府はみずからの国民の突き上げを食らって米国との交渉で抵抗を示すしかない。 オバマ政権が10カ国とのTPP協定交渉に手間取っている理由はここにある。 そんなTPP交渉に、国民を欺いて参加する事を宣言する安倍首相は、この映像が全国の国民の知るところになれば、売国奴呼ばわりされるだろう。 何が「日本を取り戻すか」だ、「日本を売り渡す」だろう、と反発をくらう。 一つのユーチューブの画像が野田政権を倒した例を我々は知っている。 あの公約違反はしませんと叫んだ選挙前の野田演説だ。 それを繰り返し流された野田首相は、その公約を破って消費税増税に突き進んだ事によって自滅した。 この映像が繰り返しユーチューブで流されたら安倍首相は窮地に立たされることになる。 TPPに反対する国会議員はこの映像を国会で取り上げろ。 日本のメディアはもはや嘘を言い続けて安倍政権を擁護する事はできない。 そんな事をすればメディアもまた売国奴呼ばわりされることになる。 米国の市民団体が告発したTPP秘密交渉を報じたこのユーチューブの画像が安倍自民党政権を倒す事になるかも知れない予感がする(了)。 ※ ※ ※ やがて世界は統一され、世界政府ができ、世界の一元的な支配ができあがることでしょう。現在世界はその途上にあるわけですが。その中枢を握ろうとする世界権力構造の連中達は、まずは巨大な多国籍企業が各国でもっと自由に活動できるように、自らの企業が不利益を被った場合、国家(米国をも含む)を訴える権限を与えようと画策したのがこのTPPです。 それゆえに交渉が密室で行われているわけです。 上記のYouTubeの動画を見れば一目瞭然です。日本はアメリカからTPPの交渉テーブルに着くよう強要されていますが、アメリカの市民団体から、アメリカ自体もTPP参加により多大な損益を被るとして、アメリカ政府が突き上げを食らっていることは皮肉ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.04 03:08:19
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