旅とインドシナ浪人★タイ・ベトナム・カンボジア・激安情報ブログ

以前はそんなに感じられなかったが、デフレで給料を初めいろんなものが値下がりしてくると、相対的に電車代はかなり高く感じられる。本来は給料や物価が長い間、値下がりするという状況がおかしいのだが、特に小泉、竹中政権の頃より、企業は内部保留を高め、人件費をかなりおさえるという方針なので、下のクラスの人達の生活はたいへんだ。

電車でちょっと乗ると往復で1,000円ぐらいする。交通費が全額でない、もしくは小額しかでない会社に勤めている人はたいへんだ。バイトや派遣で1,000円稼いだ金が、電車でちょっと乗るだけで1,000円はとんでしまう。電車賃はずっと値下げはなかったので、相対的に割高になってきている。逆に言えば、ＪＲや私鉄は値下げしないのでかなり潤っているはずだ。大衆交通機関なのだから、相対的に値下げしないと庶民にはきつい。

このところの国内便の格安航空券の発達はめざましく、東京から沖縄や北海道も条件に寄っては数千円で行ける場合がでてきている。先日は大阪から成田まで飛行機で来た友人と飲んでいましたが、新幹線より飛行機代の方が安かったので、家族4人で飛行機を利用したという話です。しかし、成田から東京までの電車代が高いと言っていました。

海外行きの航空券も現在は中国東方航空が安いので、全部込み込みで4万円も出せば、インドをはじめ、東アジア、東南アジアの主だった都市には行けてしまう。ところが自宅から成田往復が高い。私は埼玉の鴻巣ですが、成田空港まで電車で一番安く行っても往復3,480円です。スカイライナーを利用すると往復6,280円。近くの駅からエアポートバスを利用しても軽く6,000円は超えてしまう。

ところが上海の場合だと、浦東空港から市内まで地下鉄で約1時間半かかって6元（約90円）でバス代よりも安い。これは如何に物価の安い中国でも安いと思うが。他のアジアの都市でも、空港から市内まで成田のようにかかるところはない。


最近、成田空港までの電車代は高いので、東京駅の八重洲口からバスがでているようですね。空港まで70分で片道900円。東京駅から途中スカイライナー利用だと、片道2,550円ですから、かなり割安です。利用者は増えるでしょうね。→都心〜成田空港を結ぶ格安高速バス

日本は中央も地方も電車代が高過ぎる。ＪＲや私鉄はいつまでも公共交通機関というのに胡坐をかいて料金はじめとした企業努力をしていかないと、所により他の交通機関に乗客を奪われてしまうだろう。

電車だけではないが、バス代や高速料金ももっと下がれば、国内の移動はもっと活性化して、旅行をはじめとするビジネスも活発化するであろう。