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宮城谷 昌光の中国古代歴史小説に熱中して主だった作品を読みました。最近単行本で4巻の『晏子』を読了しました。それ以前に『孟嘗君』、『夏姫春秋』、『重耳』など。
晏子(晏嬰とその父晏弱)は日本人にはあまり知られていないような気がしますが、読んでみると立派な人物です。命をかけて国家のために尽くした人物。こういう人は今の日本にはほとんどいない。中国では有名な歴史上の人物だけあって、いくつかの文献があります。 『史記』の中の「管晏列伝」や『晏子春秋』(晏嬰に関する言行録)などです。 『晏子春秋』については中國哲學書電子化計劃というのがあって、何と『晏子春秋』が電子図書館で読めます。もちろん漢文ですが、素晴らしい! 他にも中国の古典の文学がネットで無料で読めるのがあります。『金瓶梅』なども。繁体字、簡体字、現代文に訳されているものもある。 中國哲學書電子化計劃 日本の古典文学も日本人の貴重な遺産であるゆえ、ネットで現代訳文も含めて無料で読めるものが出てきて欲しいものです。こういうもには政府の援助が必要です。 中国古代歴史小説への興味は尽きず、最近は安能務や井上 靖を読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.12 13:01:09
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