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長い目で見ればロシアがシリアに大々的に参戦したことによって、今後第3次世界大戦も視野に入ってきたと言える。
今まで、アメリカがIS(イスラム国)の基地を申し訳ない程度に爆撃したり、援助物資を投下したりしてお茶を濁してきたが、今回ロシアが大々的に、しかも本格的にISやFSA(自由シリア軍)などの反政府軍を爆撃することによって、わずか1週間足らずでテロリスト集団に壊滅的な打撃を与えている。その結果テロリストの多くはヨルダンに逃げ込んでいる。 アメリカやイスラエルがアサド政権打倒のために武器を与え訓練し育成したテロリスト集団、IS、自由シリア軍、アルヌスラなどが壊滅的な打撃を受けるに及んで、とうとうアメリカは激怒してロシアが自由シリア軍などに爆撃するのをやめるよう勧告。元はといえばアルカイダ系列のテロリスト集団への攻撃をやめろとはどういうことか。アメリカのすることは支離滅裂で筋が通らなくなっている。 アメリカといっても一枚岩ではなく、オバマ(ホワイトハウス)、国務省、ペンタゴン(アメリカ国防総省)、ネオコングループがばらばらに動いている。現時点ではオバマや国務省、ペンタゴンなどはロシアのシリア空爆にどちらかというと賛成の立場、ネオコングループが強力に反抗している状況。 世界で第3次世界大戦を起こさせるべく暗躍しているアメリカのネオコングループは、世界のメディアをコントロールしているユダヤ金融資本の一部なので、世界中で自分達に都合の良いように報道している。多くの日本人もNHK、はじめテレビ朝日などその影響を受けた報道をしている。 2015年10月7日夜のテレ朝・報道ステーションのシリア報道を真に受けてはならない:ネットジャーナリスト・田中宇氏のブログも読むべき 日本の新聞やテレビをみていてもシリア情勢などについては欧米よりの偏向した見方になっているので、ネットで探さないと真実はみえてこない。 参考:副島氏が学問道場の10月8日の重たい掲示板でシリア情勢の詳しい分析をしています。番号は[1823]。 もう日本は貧乏国だ。 それと 世界の最新の重大な動き。ロシアのシリア空爆が世界戦争に繋(つな)がるだろう。 田中氏のブログも秀逸です。国際情勢を正しく知るのに参考になる。ただ普通の人には難しすぎるが。 田中宇の国際ニュース解説 今回のロシアのシリア空爆はアサド政権と国連の許可を受けて実行しているので合法と言えるが、アメリカはシリアにかってに空爆するという、違法行為をしていた。ロシア系のサイトも参考になる。短くてわかりやすい。 スプートニク日本 シリア・中東情勢は他人事とばかり言えない。好戦派のネオコングループは極東で戦争を起こすべく躍起になっている。米国経済を復興させるのは大戦争を起こすしかないというのが彼らの考えかた。安部首相もその方向に仕向けられているし、実際に安保関連法案などを国会で通すなどして実行している。以下、田中氏のブログから。 引用開始 日本ではここ数年、国民が中国や韓国を嫌うように仕向けるプロパガンダがマスコ"ミによって流布され、それを国民の多くが軽信している。こうした洗脳戦略も、米国が衰退して中国が台頭する多極化の傾向への対策だろう。洗脳戦略がなかったら、国民のしだいに多くが「米国より中国と組んだ方が日本経済のためだ」「TPPでなく日中韓で貿易圏を作れば良い」と思うようになり、民意主導で日本が対米従属から離脱していってしまう。 それを防ぐため、国民が中国や韓国を「敵視」するのでなく「嫌悪」するよう仕向ける洗脳戦略が採られ、かなり成功している(敵視を扇動すると、日本が中国に対して攻撃的に関与してしまうことにつながり、どこかの時点で日中が折り合って和解してしまいかねない)。 引用終了 自民党を支持する経済界の中には中国との戦争を支持する人達もいるというから、70年前の第2次世界大戦の教訓を忘れてまた日本は同じ過ちを繰り返すのかと問いたい。人間は一世代も経つと戦争の悲惨さを忘れ、また戦争を知らない世代が戦争を起こしかねない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.11 08:12:46
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