アメリカは物価高が進行していて、政府がインフレを抑制するために金利を上げているという話は聞く。
しかし、島国日本のせいか今ひとつピンとこない。具体的にこの値段がいくら、このサービスがいくらと聞くとだんだんとわかってくる。
(株)ジェイシーズの情報によると、以下引用
(2022年8月10日、1ドルは135.9円)
ニューヨーク
(サマリー)
・家賃を除いた四人家族の平均生活費 5,142,52ドル(69万3769円)
・家賃を除いた独身者の平均生活費 1,395.42ドル(18万8254円)
(食料品)
・マクドナルドのマックミールセット(コンボミール)10ドル(1359円)
・牛乳(1リットル)1.21ドル(164円)
・白パン(500グラム、1ローフ)3.99ドル(542円)
・米(1キロ)7.20ドル(978円)
・卵(12個入り)4.03ドル(548円)
・ローカルチーズ(1キロ)17.13ドル(2328円)
・鶏肉(モモフィレ肉、1キロ)16.44ドル(2234円)
・牛ひき肉(1キロ)20.25ドル(2752円)
・レタス(1個)2.7ドル(367円)
・ミネラルウォーター(1.5リットルボトル)2.41ドル(328円)
・アメリカ国産ビール(500ミリリットル)3.89ドル(529円)
・輸入ビール(330ミリリットル)4.06ドル(552円)
(エネルギー)
・ガソリン(1リットル)1.31ドル(178円)
・水道光熱費(85㎡アパート用電気、ガス、水道、ごみ処理)161.97ドル(2万2012円)
(家賃)
・1ベッドルームアパート(市中央エリア) 3,951.03ドル(53万6945円)
・3ベッドルームアパート(市中央エリア) 7,152.94ドル(97万2085円)
ロサンゼルス
(サマリー)
・家賃を除いた四人家族の平均生活費 3,931.69ドル(53万4317円)
・家賃を除いた独身者の平均生活費 1,078.81ドル(14万6610円)
(食料品)
・マクドナルドのマックミールセット(コンボミール)9.25ドル(1257円)
・牛乳(1リットル)1.13ドル(154円)
・白パン(500グラム、1ローフ)3.67ドル(499円)
・米(1キロ)5.74ドル(780円)
・卵(12個入り)3.47ドル(472円)
・ローカルチーズ(1キロ)12.05ドル(1638円)
・鶏肉(モモフィレ肉、1キロ)11.39ドル(1548円)
・牛ひき肉(1キロ)17.99ドル(2445円)
・レタス(1個)1.71ドル(232円)
・ミネラルウォーター(1.5リットルボトル)2.01ドル(273円)
・アメリカ国産ビール(500ミリリットル)2.88ドル(391円)
・輸入ビール(330ミリリットル)3.24ドル(440円)
(エネルギー)
・ガソリン(1リットル)1.62ドル(220円)
・水道光熱費(85㎡アパート用電気、ガス、水道、ごみ処理)135.02ドル(1万8345円)
(家賃)
・1ベッドルームアパート(市中央エリア) 2,554.57ドル(34万7166円)
・3ベッドルームアパート(市中央エリア) 4,636.63ドル(63万118円)
サンフランシスコ
(サマリー)
・家賃を除いた四人家族の平均生活費 4,895.90ドル(66万5353円)
・家賃を除いた独身者の平均生活費 1,351.18ドル(18万3625円)
(食料品)
・マクドナルドのマックミールセット(コンボミール)12ドル(1631円)
・牛乳(1リットル)1.50ドル(204円)
・白パン(500グラム、1ローフ)4.59ドル(624円)
・米(1キロ)5.30ドル(720円)
・卵(12個入り)5.18ドル(704円)
・ローカルチーズ(1キロ)18.73ドル(2545円)
・鶏肉(モモフィレ肉、1キロ)16.75ドル(2276円)
・牛ひき肉(1キロ)18.15ドル(2467円)
・レタス(1個)2.40ドル(326円)
・ミネラルウォーター(1.5リットルボトル)2.25ドル(306円)
・アメリカ国産ビール(500ミリリットル)3.33ドル(453円)
・輸入ビール(330ミリリットル)3.88ドル(527円)
(エネルギー)
・ガソリン(1リットル)1.64ドル(223円)
・水道光熱費(85㎡アパート用電気、ガス、水道、ごみ処理)218.16ドル(2万9648円)
(家賃)
・1ベッドルームアパート(市中央エリア) 3,237.90ドル(44万30円)
・3ベッドルームアパート(市中央エリア) 5,623.68ドル(76万4258円)
※ ※ ※
とにかく何でもかんでも高い。これでどれだけのアメリカ人が生活できるのでしょうか。
これらの3都市は都会なので、当然物価は高いが、アメリカの田舎も高くなっていると思います。
もちろん、その分給料も高いわけですが、十分に生活できる人は多いのでしょうか。このインフレ対策は今や政府が本腰を入れて取り組む課題になっています。
逆にトルコは強度のインフレなのに金利を下げているので、一向にインフレが収まりません。
ドルやユーロなどの外貨を持っている人は平気ですが、弱いトルコリラを持っている人は生活がかなり大変です。
こんな時にアメリカに行ったら、円安なのであれもこれも驚くほど高い。トルコに行くとトルコリラがかなり弱いので、レストランなどは驚くほど安い。
難しいが、政府が経済をうまく調節しないと、国民は振り回されます。