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カテゴリ:読書
すっかり「魍魎の函」にハマってます。
現在は中巻の半ば、ちょうど事件のやま場に差し掛かっているところ。 ほんとに先が読めないんですけど。。 事件の真相は妖怪変化と関係あるのか。ありそでなさそな不思議な雰囲気。 微妙にオカルティックな感覚があるが、陰陽道系の神主という設定の京極堂はどちらかというと理論派のキャラクター。 確かに、「陰陽師」に登場する安部晴明とキャラがかぶる部分もある。 でも、性質は現実主義者なのだ。 映画のCMで使われているフレーズで、 「この世には不思議なことなど何もないのだよ。関口君」 という台詞は京極堂のおきまりのフレーズらしい。 陰陽師という不可思議なものを扱うものらしからぬ立ち居振る舞い。 そのギャップがまた堪らない。 早く下巻に入りたい。また、今夏公開される映画も楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.19 11:17:20
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