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カテゴリ:コラム
最近、副収入的なものでお金を稼ぐ話によく出会う。
というより、どうしても将来的なことを考えると第2、第3の稼ぐ手段がほしくなる。 お金は何もしなくても出て行く一方。あまり金の亡者のような発想をしたくないのだが、考えざるを得ない。 いつまでもずっと元気で働ければよいが、いかなる努力をしても歳月は人を差別しない。 いつか働けなくなり、その時はどれだけのお金が出て行くことだろう。 収入源と蓄えは誰もが考えねばならない事柄なのだ。 さて、横道に逸れた。本題に戻る。 お金儲けのネタとしてよく、「誰でも簡単に月収・・・万」みたいな、タイトルを見かける。 そんなに稼げるものなのか!?と誰でも思うだろう。 私も気になるので、調べてみた。 内容的なことはここでは触れないが、この手のネタはかなり存在していて、一個一個チェックしていたら、気持ち悪くなってきた。 それだけ多いということだ。 結局、周知のことかもしれないが、この手のネタは儲け話を持ってきている当人が儲かるということでしかない。 中には実行したら儲かる可能性がありそうなのもなくはない。 だが、なんとなく粛然としない。 この胸につっかかるような感覚がなんであるのか最初はわからなかった。 冷静になり考えてみると、その正体がはっきりした。 それは、こういった情報を流すことで利益を出している人たちに対し、プロフェッショナルであることを感じないからだった。 この手の儲けネタは、「誰でも簡単」をフレーズにしていることが多いが、確かに誰でもできそうな内容である。 でも、その内容はお金が儲かるという以外に何もメリットがない。 つまり、本来のビジネスならば存在するであろう、お客さんに対するプロフェッショナルとして提供できるサービスや商材といったものが存在しないのだ。 私が持ち続けているルールの中で「プロフェッショナルでなければお金をもらう資格はない」というものがある。 少し、誤解を受けそうなルールであるが、ここで行っているプロフェッショナルとは、別に独立しているか会社員かアルバイトであるか、などは関係ない。 お客に価値あるサービスを提供できるかという点でプロフェッショナルであるべきだと考えているだけだ。 質やレベルにはそれぞれあるだろうから、ここでは細かくは考えていない。 ただ、少なくともお客がお金を支払うに値すると判断するレベルである必要がある。 お金のことに気を取られすぎると、ここら辺のことが見えなくなってくるので恐ろしい。 例えば警察官が凶悪犯人を追いかけているときに、「この犯人捕まえても俺の給料かわらない」とか考えてたら国の治安は守れない。 消防士が消化作業の時に「この炎の中に入ってたら死ぬかも。命かけるほど給料もらってない」なんて考えてたらあっという間に火の手は回って大惨事である。 ちょっと極論で例としては、滑稽かもしれないが、ここで言いたかったのは皆、お金以外の使命感やプロフェッショナルとしての意地があるからどんな、つらいことでもこなしてゆけるのであろう。 総括としては、お金を稼ぐということに関して「プロフェッショナルであること」というキーワードを常に自分の心に付け加えておこうと思う。 <おちまい> ↓ブログランキングに参加中↓ ↓アクセスアップに興味ある人↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.24 13:20:14
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