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2005.06.26
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カテゴリ:コラム
IT業界ではここ2,3年で独立型SEを支援する企業が多数、出現している。
I.C(インディペンデント・コントラクター)はアメリカで確立した概念で、例によって日本にも輸入されている。
フリーランスエンジニア。通称、フリーSEと呼ばれていた技術者をICと呼び名を変えているだけなのだが、そもそも、このような呼び名がちらほら各種メディアで散見されるようになったこと自体、時代は従来の無期限の会社所属の形態から個人事業者と会社が必要に応じて契約を交わし仕事を請け負う形態への変換が行われていることの証ではないだろうか。
ICの活躍する場の促進にはインターネットによるサイトが貢献している。
SE・PGをはじめ基盤系、ネットワーク系、他専門分屋の技術者の案件情報を発信するサイトは最近、竹の子のように増殖を続けている。
派遣会社がIT専門の事業部を設立して案件情報にてIC型技術者を募っている場合、SIベンダー系の企業がサイトを利用して募集をかけている場合などがある。
現状としてIC技術者にとって案件情報は比較的、取得しやすい状況であるといえる。
しかし、それとは別の問題が生じている。
技術者と案件とのミスマッチである。
これは業界全体の風潮ともいえるのだが、技術者を必要としているSIベンダーは常に技術者不足を訴え、案件情報を求める技術者は、取りたい案件がとれない。また、技術者自身は向かない、あるいはあまり意欲的になれない案件をアサインされて、仕方が無く仕事をしている。
こういった状況は以前からあったのかもしれないが、数々の悲劇を生む原因ともなっている。
雇用側は採用した技術者が期待していた働きをしないことでプロジェクトの推進に影を落とす結果となり、一方、採用された技術者は想像していた作業内容とのギャップにフラストレーションを感じ、モチベーションも低下する。
双方の思惑のずれが悪循環を発生させプロジェクトは結果、暗礁に乗り上げることになる。
なぜ、ミスマッチは起こるのか。
採用する側とされる側がお互いの長短、個性、考え方、求めていることを認識しない、あるいはできない状況で契約が交わされることが考えられる。
案件情報には開発言語やアーキテクト、採用期間、単価などのキーワードレベルの内容しか公開されていない。
これだけをもとに技術者は案件を選択しなくてはならない。
勿論、それだけで契約が決まるわけでなく面接で詳細は詰めるのであるが、実際には業務経歴書に書かれた内容の確認で終わるケースも少なくない。
業務経歴書には技術者が経験したプロジェクトが書かれている。
これも案件情報と同じく開発言語やアーキテクト、参画期間などしか書かれていない場合がほとんどではないか。
採用側と技術者側で認識を一致させためにはお互いの詳細な情報を早期から開示して認識を深める必要がある。
例えば、Java言語の経験3年・・のような定型的なことで判断するのではなく、Javaを使用して具体的にどのような事を実施したのか。
どのようなことを学んだのか。その技術に対して自負できるものはなんなのか。
採用する側だって必ずしもJavaのあらゆることを習得している人を求めているわけではないはずである。
JSPの画面レイアウト作成ができればよいレベルである場合や、開発より設計重視の場合、リッチクライアントによる製造、自動実行型のテストツールを使用したテストに詳しい技術者等等、プロジェクトの状況に応じて異なる。
技術者は詳細なレベルの自分の長短をもっとPRすることで採用側に自分を知らしめる必要がある。
「採用してください」ではなく「私にはこのような得意な分屋があります。御社のプロジェクトに役に立てるのではないでしょうか」といった積極的な自分に適合する案件を取得するスタンスを取るほうが健全な考え方ではないだろうか。
無理やり採用してもらってもあとでミスマッチによる悲劇が待っているだけである。
一方、採用側はもっとプロジェクトの詳細な状況、求める具体的なスキルを開示すべきではないか。
双方がお互いの情報をもっとディスクローズしない限り、ミスマッチは起こりつづける。
ICという形態へと変わっていく流れの中で、案件採用、契約に関しても従来の形態からよりミスマッチが起こらない形態へと変わっていくことを願う。


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Last updated  2005.06.26 10:36:00
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