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2008.04.19
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カテゴリ:コラム


昔々あるところに、仲が良い兄弟がおりました。

兄弟は貧乏ではありましたが、お互いを気遣い、助け合いしながらなんとか暮らしていたそうです。

ある日、兄弟が道を歩いていると、なんと黄金に輝く金貨が落ちているのを見つけました。

それを見つけた弟のほうは大層喜びました。

はしゃぐ弟に、兄はいいました。

「この金貨は二人で半分づつ持っていよう。しかし、弟よ!この金貨を決して大切に
 扱って無駄遣いしてはならぬぞ。」

弟は答えました。

「わかりました。兄さんの言うことを肝に銘じます。この金貨を大切にします。」

そうして、二人はそれぞれ、半分づつの金貨を持つことにして、別々の道を歩くことに
なりました。

そして、数年の月日が経ちました。

兄の方は、手に入れた金貨を元手に商売を起こし、成功を収めていました。

今や豪邸を構えりっぱな服装をして、家来も雇っていて、町一番の名士と
謳われるようになっていました。

兄が、いつものように町を家来をつれ歩いていると前方より一人の男が歩いてきた。

その男は着ている服はぼろぼろで、みすぼらしいなりをしていました。

しかし、姿は変わっていても、兄はそれが、数年前、別れた弟であることに気がつきました。

兄は、弟のそばにかけより声をかけました。

「ああ、弟よ。そのみすぼらしい姿はどういうことだ?お前にはちゃんと金貨を分け与え
 たではないか。どうせ、つまらぬことで無駄使いをしてしまったのであろう」

弟は答えました。

「私は兄さんの言いつけを守りました。数年前にもらった金貨は無駄使いせずに今も
 大切に持っています」

弟は、兄の言いつけを守り、数年たった今も肌身離さず大切に布に来るんで持っていました。



この物語は、仏教経典にでてくる話を私なりに意訳して抜粋したものです。

同じ金貨という宝物を得た兄弟が、その扱い方、大切にするという意味の解釈の
違いにより人生が全く異なる展開を迎えてしまうところにこの物語からのメッセージ
がこめられています。

「金貨」というものの本質を見誤ったため、弟は、ずいぶん損な人生を歩むはめになり
ました。

今一度、自分を取り巻く環境や資産、あるいはスキルを見直し、本質を見極めもっとも
すべてを活かせる道を模索したい。






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Last updated  2008.04.19 14:20:41
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