チケット狂騒曲
昨夜10:30頃ダンナの携帯に会社の社長から電話がありました中国へ出張している社長さんこんな遅い時間に何の用かと思ったら「SMAPのライブチケットをオークションで落としてくれ」とのことなんでも取引先の大社長さんからの依頼だそうですダンナの会社の一番主要な取引先の社長さんこの人がいてこそビジネスができる、そんな力関係社内はもちろん、業者全員がひれ伏す「天皇陛下」なのですその”陛下”からの依頼とあれば必死で動くのがこの会社に関わる人間の宿命なのです話を聞くと。。。元々エビちゃんの載ってる某雑誌社の人間がSMAPのチケットを手に入れるはずでした手に入りますとの事だったので”陛下”は奥様にその旨を伝えたようです席はもちろんアリーナ席で花道のすぐ横当然そんな事も奥様に伝えてたそうですところがその某雑誌社がチケットが手に入らなかったと言ってきたので事態は急変何百億の売り上げのある社長さんでも奥さんは恐いようで”陛下”は大慌てそこで登場したのが”陛下”の忠臣で従順な僕(しもべ)たるダンナの会社の社長さん陛下:「どないしょ」社長:「オークションで探してみては」陛下:「そうやなぁ~うまく似た位置の席あるかぁ」社長:「探してみます」陛下:「ほな、お前に任すからちゃんと探して連絡せぇよ」社長:「ハイ、分かりました」これを日本と中国でやり取りしているのが笑えます納期遅れの為行っているのに、それを後回しにしてもチケットGETせよとは。。。しかしながらこれは非常に重要なお仕事チケット取れたら納期遅れ許したる暗黙サインが社長同士の頭をよぎったハズですここからはダンナの出番中国の社長から事情を聞いたダンナは「明日はチケットに集中します」とTELで話してましたそして今日もちろん仕事中にオークションをくまなく探して第5候補までリストアップ中国へFAX後打ち合わせTEL日本(ダンナ)~中国(社長)~日本(陛下)~中国(社長)~日本(ダンナ)という遠回りなやり取りを経て候補を絞ったようです「今から帰るわ」いつもよりかなり早い時間に帰宅Mailをしてきて帰ってきたと思ったら自宅のPC前で今日終了時間を迎えるチケットを見張るように命ぜられたようです入札金額を入れ、終了時間をPC前でじっと待つダンナ時折中国から「もう落ちた」という社長の確認TELまさに茶番結果的には「金にいとめはつけん戦法」で無事落札定価がペアで¥16,000-のチケットが¥240,000-也中国の社長に「落札できましたっ」社長も「おぉできたか~良かったぁ」これで一安心、納期遅れもなんとかなりそうな雰囲気「明日振込み頼むな」「分かりました」「お疲れさん」ホント茶番