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2007年10月21日
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カテゴリ:動物

久し振りの書き込みであります。

パソコンのトラブルと忙しさの為、更新が滞っておりましたが本日より再開させて頂きます。

またよろしくお願いします。


今日は、”Sunday Times”に投稿されていた記事からピックアップしたいと思います。

内容は、日本の捕鯨等に関する物であり、

鯨肉に含まれているであろう重金属(水銀等)について書かれていました。

この投稿によれば、日本の市場で売られている鯨肉(特にイルカ)の水銀汚染レベルは、

厚生労働省による基準の29倍であると述べられています。

投稿者は専門家では無いと思われる為、数字の信憑性には欠ける部分があると思われますが、

海産物(魚介類、鯨類)の重金属による影響は事実であり、

慎重に検討していかなければならない問題であると思われます。

特に、”FOOD WEB”のトップに置かれている鯨類の重金属汚染は深刻であると思われ、

透明性を重視した、早急な研究結果を政府から社会への公表が必要なのではないでしょうか。



(日本生協連のホームページに”魚介類・鯨類の水銀について”があります。

あいまいな表現が使われている為、一つの情報として読まれる事をお勧めします。)



話は戻りますが、この投稿で僕が印象に残っているのは、

鯨肉が、学校の給食に提供されていると言う事です。

ご存知のように、重金属の影響は生態系の中に蓄積していくのが特徴であり、

エネルギーとして最終的に取り入れた生物が、最も影響を受けると言われています。

水俣病を引き起こした時のような高濃度ではない場合は、

短期間での影響は少ないと思われますが、濃度は蓄積していきます。

そして、給食で出されている鯨肉がどの程度水銀を含んでいるかは判りませんが、

その子供達が、汚染されているであろう鯨肉を食べ続けていけば、

何世代か経てば何かしら影響が出てくるのではないでしょうか。

さらに、海洋生物の汚染濃度が年々上昇していくにつれ、

鯨肉からの人体への影響は大きくなっていくのではないでしょうか。



理解の範囲が限られている子供たちの為にも、

親や他の大人達が、子供達を守っていかなければならない時が来ていると思われます。

外国から日本へ輸入されてくる食料の安全性はもちろんの事、

日本国内の食料の安全性(この場合、加工品よりも原材料)を高めて行かなければ、

食糧自給率にも影響を与えるのではないでしょうか?




食の安全と安心の経済学


やさしい食の安全


食の安全を守る規制と貿易











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最終更新日  2007年10月21日 17時07分03秒
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