審査会 補足
そーいや大事なこと書き忘れておりました。今回弐段の昇段審査に挑んだ受審者の中に、U先輩という小柄で華奢ながら全日本大会軽量級3位という華麗な成績を残した先輩が受審しておりました。U先輩は当然弐段らしく基本、型、一本組手と課題を終え、二十人組手に挑戦したのですが…。エエもう係り手のメンバーが豪華でございましたね~。全日本大会出場それも入賞者がずらりと並び、しかも一人目が身長190cm体重100kg、全日本大会重量級優勝のD先輩。その先輩始め最初の3人ほどをうまくかわしていたのはいいのですが、なんとU先輩は片膝に爆弾抱えながら稽古も審査も受けていたようで、途中で膝の靱帯?がおかしくなりテーピングとサポーターで補強した上での組手でございました。もちろん先生方は心配なようで「次おかしくなったら(組手は)ストップや」ということを了承させた上での組手でしたが、それでも20代の若さ故蹴りも得意の上段ではないにしろガンガン出して20人組手完遂でございますよ。いやー、ホンマに普段の稽古量と気持ちが彼を合格へと導いたのを見た、私もがんばらなきゃといっそう思わされる出来事でありました。