TAKA’s Keyword & Diary2～死ぬまで１８歳～

ベストアルバムやクリスマス・アルバムなど企画系のアルバムはありましたが、オリジナル作品としては実に7年ぶりとなるサラ・マクラクランの新作。
今年はバンクーバー五輪のセレモニーでブライアン・アダムスたちと共に歌を披露したことも記憶に新しいですが、新作が聴けるとは思ってませんでした。
それ位彼女の作品のインターバルは長く、長年聴き続けられる作品なのです。
前作の『Afterglow』やライブ盤『Mirror Ball』は本当にすばらしくて、ずっと聴き続けたアルバムです。

プライベートなどでも色んな変化のあった彼女の新作は、また今までとは違った輝きを放ってます。全体的に言えば『Awakenings』のような幻想的な印象の曲が多いですね。これまでの作品は広大な自然が広がっているイメージが多かったのですが、今回は月を散歩しているようなアルバムですね。

でもやっぱり彼女の最大の魅力は『Illusion Of Bliss』、『Changes』で聴けるような優しく包み込むような声じゃないかなと思います。この声に永遠に触れていたいと思えるような、優しく強く切ない声です・・・
『Forgiveness』のヴォーカルが特にヤバいと思いました。先行シングルの『Loving You Is Easy』はどちらかと言うとシェリル・クロウの新作に入ってそうな曲ですね。ボーナス・トラックの『One Dream』もお気に入りです。今回のアルバムも文句なしに名作で、これから次のアルバムが出るまではずっと聴き続けるんじゃないかなと思います。

また来日して欲しいですね・・・「リリス・フェア」を是非日本でもやって欲しいです。