カテゴリ:旅行
今日もインドでてんぱった。
インドに来てから、毎日一回はてんぱる気がする。f(^ー^; 今日はヨガの聖地リシュケシュへバスで。 デリー→リシュケシュ間は長距離バスで7時間。 ISBTというバスターミナルへ向かった。 インドでのバスは、インド人の乗り物という色が強くて、 英語では結構きびしい場合が多い。 周りはみんなインド人、 行き先の表示もヒンドゥー語、 降りる場所もヒンドゥー語でアナウンス。 この長距離バスも例外ではなかった。 でっかいバスターミナルになっているだけあって、 一応外国人用ヘルプデスクはあるものの、 現地民的感覚で、行けば分かるさ的な対応。 「どこへ行きたいんだ?デラックスバス?」 と聞いてくるうさんくさいインド人を振り切り、 カウンターでしつこく聞いて何とか乗り場は聞いた。 でもやっぱりバスの表記はやっぱりヒンディー。 しかも日本のバス停みたいに整然とバスがならぶ訳もなく、 ごちゃごちゃ停まるからどれに乗ればいいか分からない。 夜に知らない街に着きたくないから、 せっかく11時くらいにバス停についたんだけどなぁ、 こりゃあまいった。( ̄▽ ̄;) 1時間くらい色々試してみるものの、 ほとんどみんな英語がしゃべれず。 ■ とりあえず裕福そうなインド人おっちゃんの隣に座り 話しかけてみた。インドは服装でカースト、職業の違いが出る。 もしや英語も喋れるのでは、と思って 「Where are you going?」 と話しかけたら、流ちょうな英語が返ってきた。 より分かりやすくと、インド人風に巻き舌で話しかけた こっちがちょっと恥ずかしいくらいな勢いで発音イイ。 インドの政府機関で石油関係のリサーチをしているとか。 英語も喋れるし、とりあえず一安心。 しかもこのおじさんはすげーいい人。 バス停まで案内してくれたのはもちろん、 のど乾いてるか、とペプシまで買ってくれた。 「睡眠薬を使った犯罪があるから人から飲み物をもらうな」、 と口を酸っぱくして地球の歩き方が訴えているので一瞬ためらったが、 彼はペットボトルのペプシをその場で買って持ってきてくれた。 しかもヨガをリシュケシュでやるっていったら、 そこの近くに住んでるヨガの有名なグル(師匠)の名前まで聞けた。 いやーラッキー。やっぱり自分から話しかけてみるもんだね。 向こうから話しかけてくるインド人は怪しいけど、 その辺の現地のインド人は結構いい人が多い気がする。 ■ 俺が一人旅で旅行していること、 今まで変な旅行会社に連れて行かれたけど切り抜けた、 みたいな今までの話をしていたら、 「もしトラブルに遭ったらいつでも連絡してくれ。いつでも力になるよ」 といって自分のアドレスを教えてくれた。 しかもアドレスを書いていたときに 俺のボールペンのインクが切れたのだが、 「俺のボールペンをあげるよ。 またどこかで会うかも知れない。 このボールペンを見たら僕を思い出してくれよ。」 と言って、彼のボールペンをくれた。 その後彼は、俺が乗るバスまで連れて行ってくれた。 彼はバスが発車するまで同じバスに乗り込んで俺と話してくれたし。 このおっさんは本当にいい人だなー。('-'*) バスの車掌が発車を告げると、 「それじゃあいい旅を。」 と言って、がっちり握手をして彼は去っていった。 ■ 旅の一期一会、とは言うけど、 こういう出会いは本当に嬉しい。旅のいやなことがすべて吹っ飛ぶ。 俺も初対面の人にこんなことが出来る人になりたい。 ダンディーなおっさんだった。 結局リシュケシュに着いたのは7時間後の夜9時。 リクシャーでヨガのアシュラムへ。 アシュラムとは、住み込みでヨガを習う場所だ。 毎日の起床は4:30。野菜のみの生活。 俺の行ったヨガニケタンは、 15日以上しかアシュラムで生活できないから、 俺は近くのゲストハウスから通うことになった。 明日から4日間のヨガ生活が始まる。 しかもヨガ発祥の地で。 ちょっとワクワク。(*´∇`*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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