カテゴリ:読書
「ミッキーはなぜ口笛を吹くのか」はアニメーション映画黎明期のアニメーションの表現方法を紹介していた。1906年に第一号のアニメーション映画(黒板に描いたそうな)ができて以降、当初は大人向けに描かれていたが後年は子供向けアニメーションになり、いろんな視覚的表現方法が生まれ今のアニメに脈々と生かされているそうな。昔のアニメは躍動感がなかなか表現できず、あえて「タバコを吸わす→煙がでる」や「キャラが口笛を吹いたりや楽器を引くなど」で動いている様子を表現したそうな。(この内容は海外におけるアニメーション黎明期の話です。著者は日本人のかたです)この本ではポパイやベティ・ブーブにおける表現技術を紹介していた。後半はアニメ界の巨匠・ウォルト・ディズニーの手法を詳しく紹介していたが、私は全然アニメを見ないので「ふ~ん…そうなんかぁ~」という感じだった。まぁ、こんなものだろう。「謎だらけの日本語」は日本語の本来の意味や本当はこうだったということがたくさん書かれていた。近年では「そっちが広まっているのなら、それもいいんじゃーねぇ?」と言うように認められつつあるそうな。例えば「雰囲気→ふいんき(正しくはふんいき)」、「こんにちは→こんにちわ」など…この本では新聞に掲載されていたコラムをひとまとめにし書籍化したもので前後のつながりはないが、なかなか興味深くおもしろかった。まぁ、こんなものだろう。
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Last updated
December 13, 2013 12:01:30 AM
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