カテゴリ:ソンクラン休暇(2009年)
いよいよウドンターニーを後にすることに。
ソンクラン休暇も今日で終わってしまう。 同じようにこの5連休の最終日にバンコクへ戻る人は 多いため、Uターンラッシュは避けられない。 本来ウドンターニーからバンコクまでは休憩も入れて 順調に行けば8時間くらいで到着するが、この日は まったく時間がよめそうに無かった。 とはいえ、今日は上司一家の車に乗せてもらうため、 自分に出来ることといえば話題を提供し、上司を 眠くさせないようにすることしかなかった。 恐縮です、、、グレーンジャイです、、、 朝食を済ませ、車の上に各自の鞄や荷物を載せ、 ビニールシートをかぶせ紐でがっちり固定させた。 上司の家族は5人なので、自分もあわせて6人の移動になる。 出発の用意が整い、上司親族皆に挨拶し、また訪ねに 戻ってくることを約束し、出発しました。 道ではこの日もソンクランが繰り広げられ、 まったく人が外に乗っていない上司の車にも時おり 窓目掛けて水が降りかかって来ました(汗)。 ウドーンターニーからコーンケーンまでは比較的順調に進み、 2時間ほどで到着。 しかし、コーンケーンで3つのバンコク行きの幹線道路が 1つに集まるので、ここから渋滞が発生。 微妙にじわじわ進むことを2~3時間耐えることに。 この頃から上司はラジオで交通情報をしきりに探し始める。 カーナビなどほとんど普及してないタイでは、少し前の日本と 同様ラジオが一番の情報源。 が、、、ラジオを聴いていて思ったが、日本のように 各ラジオ局が定期的に情報を流してくれるわけでもなく、 それほど専門チャンネルも多くない模様。 だから上司はしきりにチャンネルを変える。 中には交通情報に特化したものもあったが、 このようなチャンネルは視聴者からラジオ局に電話が掛かってきて、 司会者「もしもし」 視聴者「もしもし、こんにちは」 司会者「どちらにいますか?」 視聴者「現在はコラートの幹線道路が集まるところを通ってます。」 司会者「道は混んでますか?」 視聴者「事故が近くで発生したみたいで、警察が沢山いて 混んでます」 司会者「そうですか、、大変ですね。情報有難うございます。 元気をあげます(ハイ・ガムランジャイ)!。 運転頑張ってください」 、、、というような電話がひたすら繰り返され、 ラジオを利用する人間にとっては自分の通る道路の近くで なければ、ほとんど意味をなさない(汗)。 ときに、チョンブリ(東部)からの情報。 ときに、チェンマイ(北部)からの情報。 ある意味「Web2.0」的発想ではあるが、この情報の発信の仕方は 利用するのに厳しいものがあった。 電話してくる人はタンブン(功徳)的発想で情報提供しているのか、 皆で辛い運転を頑張ろうという気持ちでやっているのか、 暇つぶしでやっているのか、目立ちたいのか、、 その理由に少し興味がわいた。 関係ない情報が流れる度に上司はチャンネルを変えた、、、 (でも、他チャンネルではほとんど交通情報を流してない、、、) タイの渋滞事情はまだまだ課題が山積みなのかも知れません。 さて車はウドンターニーを朝10時に出発して、 5時間経過した15時でも、コラートには程遠く道中の 食堂&お土産屋で昼食&休憩を取ることにした。 会社への土産物を買い忘れていたため、 土産物屋で色々と見て回っているとモチコーナーが(笑)。 タイのモチは饅頭と呼んだ方がいいような気がするが(汗)、 幾つか食べてみようと思い、購入。 OTOP品のモチも多く売られ、主要なモチ生産地である ナコンサワン県のものが多かったです。 (近々、訪れます。) 休憩後も、上司はラジオで情報をひたすら探しながら、 大渋滞にイライラしつつ、耐えながら頑張り続けていた。 僕も眠るわけにもいかないので、 日本の話、タイの話、政治の話(汗)、仕事の話、 会社の話、経済の話、料理の話を面白おかしくして話題を 提供しながら、渋滞の道を進み続けた。 結局コラート到着後(夕方17時頃)も渋滞は続き、 緩和され始めたのはサラブリー(20時頃)を過ぎた頃。 夕食も道中で済ませ、結局バンコクに到着したのは 夜中の22時半でした。 計12時間半、渋滞込みの500km以上の道のり、、、 本当にお疲れ様でした。 感謝してもしきれず、後日お礼の菓子折りをオフィスで渡しましたが、 彼へのお礼は全然足りません。 物だけでなく、彼のためになることがあれば是非とも恩返しして いきたい所存です。 家に着き、鏡で日焼けした顔を眺めながら、 明日からの仕事へ向けて気持ちを切り替えるようとしたが 中々難しく、だけれども、ここで仕切り直して一つ一つ目標を 立てながら行動レベルに落とし込み、日々頑張っていこうと 決意しました。 あまりにも、イサーンの長閑さと対照的なバンコクの喧騒。 少しセンチメンタルな気持ちになりながら、 新たな都会生活を再開させた。 ワン・クリックお願いします☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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