電子申告 事前準備のハードル
2年半前に初めて電子申告をした時、事前準備には “ 2つのハードル ” がありました。一つは開始届、もう一つは住基カードの取得でした。当初、開始届は紙のみ提出で、しかも身分証明書のコピーの添付が必要でした。この身分証明書のコピーを貰うのが“ハードル”でした。加えて、開始届で使用する文字は身分証明書通りでなくてはならないという縛りもあったのです。このため、口の『高』ではなく、梯子の『高』(このブログでは表示できません)を使用しないとダメなケースがあり、これが結構キツかったです。(ただ、後のl-taxの申請では口の『高』を使って欲しいと言われましたが…ね)しかし、このハードルも昨年の個人の確定申告時に、開始届がネットで出せるようになって解消されました。現在は、以下のサイトに接続すると、ネットで開始届が送れます。http://www.e-tax.nta.go.jp/todokedesyo/kaishi_kiyaku.htmlそして、“ もう一つのハードル ” は電子認証のために納税者が住基カードを取得することでした。これは、納税者自らが役所に足を運んで取得しなくてはならず、しかも1,000~1,500円の費用がかかることもあり、高い敷居でありました。しかし、今年になってから、税理士カードがあれば、納税者の電子認証なしでも電子申告が可能になったため、このハードルも解消されました ( もちろん、住基カードを取得してもらうのが原則ですが… )