10年後の自分に向けての電脳通信
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確定申告、やっと終わりました。本当はもう少し早く終了する予定だったのですが、予想外のことがチョコッと起こったりして、この時間になってしまいました。でも、これでも例年に比べると早いんです?「来年こそは3月14日ぐらいには業務完了となるようにしたいなぁ~」と反省しつつ、これから郵便局に言って参ります。
March 15, 2006
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老年者控除が廃止されたため、今年の確定申告では高齢者の方の税負担が大きくなっています。特に、不動産所得の納税者の方の場合、それが目に見えてハッキリします。さらに事業的規模でない場合は45万円控除が10万円となり、この二つの要素だけで7万円近くの負担増です。加えて、基準期間の売上が1000万円を超えると消費税の負担も出てきて、泣くに泣けません。これらのことは、ずっ~と以前から頭の中では分かっていました。しかし、現実に納税者の方に税額を説明する段階になってみると、その増税感がヒシヒシと感じられます。みなさんが口を揃えて言う「去年より多く納める税金を有効に使って欲しい」という思いが、国にシッカリと届いて欲しいものです。
March 14, 2006
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今年の確定申告は、“お客さんとよく話をしている”…そんな印象です。私の場合は、3月も通常月と全く同じように法人関与先の巡回監査を行っていますが、それにしても“マメにお客さんを回っているなぁ~“という感じがします。これはやはり電子申告の準備作業の影響が大きいですね。しかも、一回で済むところを不備等があってもう一回訪問するケースもあるので…さらに予想外の訪問もあったりするわけです。でも、その分、お客さんと話をする時間がグンと増えました。月に2~3回顔を合わせることも多いので、思いがけない話を教えてもらったりします。“なるほど、そういうことだったんだ”と教えられることが多い繁忙期になっています。
March 13, 2006
3月9日の日本経済新聞にリフォームの『匿名見積りサービス』の記事が載っていました。利用者が匿名で希望する修理内容をメールで送信し、サイトに加盟する500社の中から見積りを受け取ります。その見積りの中から信頼できそうな業者に連絡して初めて指名等を明かすという仕組みです。このような匿名サービスの需要は高く、オーセングループが『司法書士ドットコム』というサイトを立ち上げています。このシステムは、利用者が匿名で登記や会社設立などの相談案件をあげ、複数の回答の中から気に入った司法書士を選ぶというものです。同社は年内に税理士についても同じようなサービスを開始します。このような動きが一般化すると、“匿名の質問にどれだけ的確にしかも魅力的に答えられるか?”という能力が問われます。士業にとって厳しい時代がやってくるかもしれませんね。
March 10, 2006
税理士会の無料相談のお手伝いをしました。今日は雨が降っていることもあり、相談者の数が少なく、午前と午後あわせて11人の方の申告書作成のお手伝いをしました。昨年9月の大水で車がダメになってしまったので雑損控除をしたいという方がいらっしゃったのが印象的でした。それと、老年者控除廃止のために納税額が増えた方の「税金の無駄遣いを何とかして欲しい」という一言は身に染みました。増税が致し方ないにせよ、それ以上の“官の努力”を目に見える形で示して欲しいですね。
March 1, 2006
税理士会の無料相談のお手伝いをしました。開始にあたって税務署の方から「姉歯物件のマンションの方が見えたら、雑損控除の算定方法をお教えしますので税務職員まで申し出てください。」という一言があり、耐震偽装問題の身近さを感じました。(件のグランドステージがウチの事務所から15分程のところにあります)今日は気温が低かったこともあり、相談者の数が比較的少なかった…という話ですが、それでも午前と午後あわせて16人の方の申告書作成のお手伝いをしました。老年者控除の廃止で、年金受給者の方で納付となるケースが増えるかと思いましたが10件のうち納付は2件にとどまり、ちょっとホッとしました。
February 24, 2006
本日、決算の署名を頂いた関与先さんは、来週から会社を京都に移されます。ということは、これが最後の決算?…となってもおかしくないのですが、「今後も継続して顧問をして欲しい」というありがたいお言葉を頂きました。いやぁ~これは大変に嬉しい“会計事務所冥利?”に尽きる一言でした。で、来月(確定申告が終わってから)は京都の新しい事務所を訪問することになりました。とはいえ…さすがに毎月巡回監査で京都に行けないので、“今後どうするか?” 知恵を絞らないとならないのが辛いです。何かいい案はないですかねぇ~
February 18, 2006
一時は何だかサッパリ分からなかった証券税制。最近は随分とスッキリしてきました。「特定口座の源泉徴収あり」を選べば申告不要になったので、これを選択する方が多いようです。ただ、損が出た場合は繰越しが3年間できるのですが、これは確定申告をしないとダメので注意が必要です。書き方が分からなかったら、早めに税務署もしくは会計事務所に相談してくださいね。(3月になると税務署は猛烈に混みますよ!)
February 12, 2006
昨日は、目黒の大井先生の事務所の見学会に参加しました。大井先生の話を聞くのは3回目ですが、実際に事務所で運用の現場を見ると、また違った刺激があって、とても参考になりました。で、何か一つ盗もう!ということで…今日からウチの事務所でも「電話があったらすぐに携帯メールで連絡する」を始めました。「スタッフを使うためにTKCシステムが絶対に必要」という話は、TKCを長年使っている者にとっては驚きの発想でした。スタッフの方の「☆★のシステムよりTKCのほうが使い易い」というコメントを聞かせて頂いて、こちらも勇気付けられました(一般的には、反対のことを言う方が多いんですけど…ね)
February 9, 2006
確定申告の本格化を目前にして、いろいろなタイプの解説書が売り出されています。コンビニでとあるムックタイプの確定申告マニュアルを開いてみました。すると、最初のページに『老年者控除65万円が廃止になりました』と堂々と書いてあって、ズッコケました。税額計算に関係ないとはいえ、もう少しキチンとチェックして欲しいですね。(準備期間が短いのは分かりますが…)あと、これもムックタイプですが、株・副業を始めた人向けの解説書は、株取引の形態ごとに書き方を説明してあって参考になりました。また、ミニ株の時はどうする?、REITの申告は?、外貨株の注意点は?、アフィリエイトは何所得?といったところまでフォローしてあって、“へっ~”と感心しました。(ただ、最初からずっ~と読んでいると証券税制って訳わかんなくなりますけど…ね)
February 7, 2006
次の月に試算表の作成が完了している比率を『翌月巡回監査率』と言います。当事務所における監査率の目標数値は80%なのですが、先月(18年1月)のそれは80%をクリアして、とりあえずの目標を達成できたというわけです。しかし、数値目標を達成以上に大切なことがあります。それは、一人でも多くの経営者の方に、“翌月に試算表が出来上がること”が業績を把握する上で必要不可欠なことを理解してもらうことです。そして、そこに至るまでの助言と指導こそが我々会計事務所の仕事なのです。
February 1, 2006
もう10年ぐらい前ですが、ある会計事務所の方が「職員として信頼されているか否かは、休日に関与先の社長に遊びに誘ってもらうか?にかかっている」と言っていました。これは極端な話ですが、“どのようなスタンスでお客さんお付き合いするか?”というのは、人によって考え方が異なってきます。飲食を共にすることで信頼性が高まる場合もありますし、そんなことがなくても固い絆を築ける場合もあります。昔はともかく今は“一緒に呑めば万事上手くいく”という時代ではないかもしれません。しかし、節目節目で一緒に食事をして分り合えることもあります。以前、相続の申告業務が全て終わった後で、“ご苦労さま”ということでレストランにご招待して頂いたことがありましたが、そのスマートな立ち振る舞いは素晴らしかったです。
January 31, 2006
もう10年ぐらい前ですが、ある会計事務所の方が「職員として信頼されているか否かは、休日に会社の社長に遊びに誘ってもらうか?にかかっている」と言っていました。これは極端な話ですが、“どのようなスタンスでお客さんお付き合いするか?”というのは、人によって考え方が異なってきます。飲食を共にすることで信頼性が高まることもありますし、そんなことがなくても固い絆を結ぶこともあります。昔はともかく今は、一緒に呑めば万事上手くいくという時代ではないかもしれませんね。しかし、節目節目で一緒に食事をして分り合えることもあります。以前、相続の申告業務が全て終わった後で、“ご苦労さま”ということでレストランにご招待して頂いたことがありましたが、そのスマートな立ち振る舞いは素晴らしかったです。
先日、有志の職業会計人による新年会がありました。忙しい時期にも関わらず、なんと15名の方が参加してくれました。当日になって来れないという方が一人、二人はいるかと思ったのですが、全員出席していただき、幹事として大変に嬉しかったです。みなさん、どうもありがとうございました!
January 29, 2006
昨日は、税理士開業3年で顧問先を100件に増やした大井敏生先生のセミナーに参加しました。大井先生の話を聞くのは二度目だったので前回とタブる部分もありましたが、聞いていて「なるほどなぁ~」という気付きをもらえました。今回は「本を出すことは一見するとムダかもしれないけれども、自分の考え方を第三者に広めるために役立つ」という話が特に印象に残りました。出版は手間がかかるわりには、リターンが多いとは言えませんが、思いがけない人間関係を作り出すことがあるのです。実際、大井先生の税理士法人でも、大阪支店開設のキッカケは田中先生が著作(『税理士で笑いがとまらない開業ノウハウ』)を読んだことがスタートとなった、スタッフの方がこの本を読んで大井先生の裏表のない姿を知った…というような思いがけない効果があがっています。出版やブログの執筆は短期的には事務所の収益構造アップに貢献しないかもしれませんが、自分の考え方を発信するという意味では大いに意味があることを再確認できました。
January 28, 2006
昨日、天野隆先生の税制改正セミナーに出席しました。このセミナーは毎年受講しているのですが、税制改正を網羅的に学べることができ、とても参考になっています。知っている方も沢山参加していて、ミニ賀詞交換会みたいでもありました。今回の改正のポイントはやはり役員報酬の一部損金不算入に尽きますね。3月決算法人から順次適用されますので、関与先さんに分りやすく説明して、さらに早急に対応策を考えなくてはなりませんね。あと、個人的には住宅取得資金の特例の延長が気になりました。今回のセミナーで、相続時精算課税の特例による3500万円の枠は2年間延長、暦年課税の5分5乗方式による550万円の特例は昨年末で予定通り終了…ということを確認できてスッキリしました。(某夕刊紙で著名なFPの方が3500万円と550万円ともに延長されると書いていましたが、これは間違いです)
January 25, 2006
ライブドアの堀江社長と幹部3人が逮捕されました。まさかこんなに早く事が動くとは思っていなかったのでビックリしました。私は、プロ野球参入表明の頃からライブドアの方法論は大嫌いでしたが、堀江貴文という人間にはとても興味がありました。本音と建前、ハッタリと親しみやすさという二面性を内包しており、このどちらに光を当てるかで人物評がガラッと変わってしまう稀有な企業家でした。そういう意味からすると、今回の逮捕は残念です。また、会計事務所業界もライブドアという脅威に振り回され続けました。話題を呼んだライブドア税理士法人も実態を表すことなく、その役割を終えそうです。以前のブログにも書きましたが、ライブドア税理士法人がIT企業傘下というメリットを最大限に活かし、他のソフト会社が思いつかない工夫を凝らした電子申告連動会計ソフトを作って、効果的な販促を展開すれば、この業界を席捲できる…と思いましたが、そういった動きは全くありませんでしたね。こういった側面から考えてみても、ライブドアはITベンチャーというより投資会社であったのかもしれませんね。
January 24, 2006
会計ソフト『弥生』が『ライブドア』の子会社になった時、私は3つの考え方を思い浮かべました。(1)新時代の旗手ライブドアが親会社になったことでイメージアップになる(2)財務的にクリーンとは言えないライブドアが親会社になったことでイメージダウンに繋がる(3)弥生は弥生。親会社がどこでも関係ない。で当時は「この3つのうち、(2)と(3)が半々ぐらいかなぁ~」という印象を私は持ったわけです。そして時は巡り、ライブドアの社会的な地位の向上に伴い、最近では「(1)と(2)と(3)がそれぞれ1/3ずつぐらいかな?」と思っていました。ところが今回の不祥事で、一気に(2)のウェイトがアップしてしまいました。会計事務所としても「会計ソフトのブランド価値」という面からこのライブドア問題を考えなければならないのではないでしょうか?
January 18, 2006
最近、「税理士も営業ができなくては生き残れない」という話をよく聞きます。まあ、確かにそうなんですが、既存の関与先さんの立場からすると「説明は上手じゃなくちゃ困るけど、営業があんまり上手だとなぁ~」と感じるのではないでしょうか?会計事務所が新規拡大ばかりにエネルギーを注いでいると、「ウチの仕事が疎かになるんじゃないの?」「新しいお客さんを増やすのもいいけど、我々のような既存の関与先の不満も改善して欲しいな!」と思われたりします。また、本来の業務以外の商品やサービスをやたらに売り込んでくるのも関与先さんとしては、あまり良い気持ちがしないでしょう。ですから、場合によっては“営業上手”がマイナス要因にもなり得るわけです。営業も大事ですが、「ウチの会計事務所は、本当に必要なサービスだけを勧めてくれるから大丈夫」という安心感を持って貰うことも大事なことです。というわけで、私は「説明上手だけど、ちょっと営業ベタな会計事務所」を目標としたいですね。
January 9, 2006
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関与先さんから「パソコンの調子が悪い」という電話がありましたが、メーカーの保守サービスは29日で終わっていたので、私が直接訪問しました。CD-ROM装置の具合が悪かったので、事務所から持っていった外付けのCD-ROM装置を使ってもらうことで対応させてもらいました。本格的な修理は年明けにするにしても、お役に立ててホッとしました。
December 30, 2005
有志が集まって、今年最期の忘年会をしました。今回で3年目?ですが、この忘年会をやると「ああ年末だなぁ~」と思うようになってきましたでも、みんな「明日も仕事だぁ~」と言っていたので、本当にホッとできるのは31日でしょうかねぇ~
December 29, 2005
28日で事務所の業務は終了しました。掃除終了後、全員でキムチ鍋を囲んでご苦労会をして、本年の業務を終えました。今年は、23日と24日に出勤としたこともあり、月次の処理は、ほぼ8割達成することができました。職員さんに感謝です(来年もこの調子でよろしく!です)
December 28, 2005
TACで会計事務所の就職情報誌をもらって、パラパラとめくると、‘国際業務、コンサル業務、M&A“という業務を主体とした大型事務所の広告がメインで、普通の会計事務所は後ろのほうに控え目に載っているという構成になっていました。で、「これって自分が受験時代とほとんど変わってないじゃないかぁ~」と驚いてしまいました。こういった広告を見て、受験時代に「こういった超一流事務所に行ける人たちが花形の会計人で、自分たちは日陰の立場なのかなぁ~」と打ちひしがれた気持ちを思い出しました。まあ、私もそれなりにこの業界にいて、大きい事務所は大きいなりの良さがあり、小さい事務所には小さいなりの良さがあることを分るようになりましたが、こういった就職誌を見ると現実の厳しさを感じますね。専門学校も商売だから仕方ないけれども、“小さい事務所だって存在意義がシッカリあるんだよ”というのが受験生に伝わるような紙面作りを考えて欲しい…と思った次第です。
December 18, 2005
ブログで、年配の税理士や税務署OBの税理士への厳しい声を目にする機会があります。まあ、言っていることは分かりますし、そういう方がいることも事実です。でも、私はそのことを分った上でこう思います。『素晴らしい税理士は、経歴とか年齢とか関係なく素晴らしい』『ダメな税理士は、経歴とか年齢とか関係なくダメである』…ということです。もちろん、年配の税理士、OBの税理士、はたまた2代目税理士の陥りやすいポイント(弱み)というのはあります。でも、その弱さの裏返しとしての強い部分があるハズです(事実あります)そうならば、年配の税理士さんなどの隠れた優れた部分(雑誌やネットなどには決して載らない)を知る努力をすることも無駄ではないと思います。中小企業の経営者とともに何十年も会社のために働いてきた原動力は侮れないですよ(今の時代に合っているかは別にして…)
December 17, 2005
昨日「税理士試験合格は単なるスタート」というブログを書きましたが、同じ意見の方が沢山いて驚きました。(普通に考えれば、当然なんですけどね…)ただ、受験生の人たちにこの辺のニュアンスが分ってもらえるか?…ちょっと不安な気がします。まあ、合格後のことは合格後に考えればいいのかもしれませんが、資格に対して必要以上の期待を持つのはあまり良くないと思うわけです。私も受験時代、専門学校のパンフで、やれ国際税務だの、やれM&Aだのをやっている税理士さんの華やかなコメントに惑わされたものです。やっぱり、スタートを切ってみないと分らないことって沢山あるのですね。
December 11, 2005
税理士試験の合格発表があったそうですね。良い結果が出た人も、残念な結果となってしまった人も、来年に向けて新たな第一歩を踏み出してください。で、晴れて5科目合格した方に一言。合格そして登録は単なるスタート地点でしかありません。一人前の職業会計人になれるか否かはこれからの努力次第です。世間的には「資格は最高の武器」というイメージがありますが、もう資格だけで食べていける時代ではありません。(規制緩和で“税理士業務の無償独占”が崩れる可能性もあり得ますし…)これからの時代、税理士に求められるものは“先見力”と“実行力”です。この相反するような2つの力を持っていれば、どんな時代になっても大丈夫です。(どうすれば、この2つの力が身につくか?は非常に難しい命題ではありますが…)
December 10, 2005
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先月、事務所に英語だらけのFAXが届きました。最初、何かの間違いかと思っていたのですが、何度も何度も届きました。暫くしてアメリカから国際電話があり、事態が判明しました。ウチの事務所に7年前に勤務していた職員が、米国公認会計士の資格を取り、現在アメリカの会社に勤務しており、その会社が以前に勤務していた日本の会社(ウチのこと)に雇用照会を求めてきたわけです。で、FAXの内容は、勤務状況などを記入してChoice Pointという会社に返送して欲しい…というものだったのです。彼女が勤務当時から“米国公認会計士の勉強はしている”ことは知っていました。しかし、苦労を重ねて、試験に合格したことは知りませんでした。しかし、今回の件で、国際社会で働くという夢を現実のモノとした職員さんがウチの事務所から出たことに、驚くとともに誇りに思いました。人材の国際化が進むことを考えると、皆さんの会社にもChoice Point社からの雇用照会のFAXが届くこともあり得るわけです。その時は光栄に思い、驚かずに冷静に?行動しましょう。
December 4, 2005
関与先さんに勧めていた販売管理と経理システムの導入が決まりました。9月から3ヶ月をかけて、関与先・会計事務所・販売管理システム会社・経理システム会社で打ち合わせを重ねて契約となったわけですが、痛感したのは四者の現状認識を統一させることの難しさでした。やはり、打ち合せの度に議事録等を作って、意識の共通化を計ることは絶対に必要ですね。今回はその辺の気配りが甘く、皆さんに迷惑をかけてしまいました。この反省を是非とも次に繋げたいです。
December 1, 2005
29日の日経産業新聞に弁護士、税理士、社労士、行政書士の連合体『アクティブ・イノベーション』を紹介する記事が掲載されていました。士業のワンストップサービスを目指す動きが広がってきていますが、4つの士業がこのような形で連携する(形式上は別々の法人)のを聞くと、日本でもワンストップサービスが本格的に動き出したことを実感します。ちなみに、税理士法人の大井敏生先生と私は同じ支部に属しています。大井先生は、自分の目指すべきビジョンを明確にし、しかもそれを確実に実行に移している素晴らしい税理士さんです。
November 30, 2005
税理士の坂本孝司先生はこう言われました。『今は、税務から会計という流れである。しかし、もうすぐ税務の時代がやってくる。財政面を考えると、税務当局が税法を厳格に適用してくることは十分に考えられるのである』なるほど、確かにそうかもしれません。これからは「適正に帳簿を付けることを指導する」ことが会計事務所の重大な任務になってきます。でも、時代は繰り返されるわけで、税務が再び会計事務所のメイン業務になってくることも十分に考えられます。5年後、10年後、そして20年後がどのような時代になるか?と予測する先見性、そしてどんな時代になっても大丈夫という対応力が求められている…そんな気がします。
November 26, 2005
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昨日、自計化ソフトを導入して3年目の関与先さんの10月分の月次処理が完了しました。過去2年は半年遅れの月次処理の状態が続いていましたが、3年目ということで心機一転し、期首より4月目でとうとう翌月に月次処理することができました。タイムリーな業績を把握するため、そして帳簿の適時性を達成するためには、『その月の試算表を翌月に出力する』という翌月巡回監査体制の構築が必要となってきます。時間はかかりましたが、翌月巡回監査の関与先が1件増えたことは嬉しい限りです。これからはスピードもさることながら、帳簿の精度も高めていきたいです。
November 23, 2005
会計事務所がセミナーをやる際のポイントは、開催内容の案内よりセミナーの結果報告を重視することだと思います。セミナー開催案内を関与先や金融機関に出すのは、ごくごく当たり前ですが、セミナーの開催報告をキチンとしている会計事務所は少ないと思われます。結果報告に重きを置くことで、欠席した方も情報を共有することができますし、何よりも事務所の実績が形として残ります。また「経験がないのでセミナーは開催できない」と尻込みされる先生もいらっしゃるかとと思います。そういった場合は、身内を集めて、練習に近い形でやってみてはどうでしょうか?そして、その時に撮ったセミナー風景の写真を載せた結果報告を関与先や見込み客に送れば、それも一つの実績となり、次回の本番に繋がります。※このブログは税理士の田口操先生の講演を基に作成しました
November 22, 2005
経営計画には、 『短期計画(次年度計画)』 と 『中長期計画』 の二つがありますが、どういう順序で考えて作れば良いのでしょうか?それは、まず 『中長期計画』 を考えて、その次に 『次年度計画』 を作っていくのがベターだと思われます。なぜかというと、次年度計画は一年先の話です。一年先の夢というのは、現在の延長線上にあることが多く、あまり明るい希望が見えてきません。ところが5年先、10年先の夢はある意味、無責任に考えることができます。「今はダメだけど、10年後は上場を達成したい」などという夢も持てるわけです。この無責任に考えられる夢を形にして、それを次年度計画に落とし込むと意外にスムーズに経営計画ができるというわけです。※このブログは税理士の坂本孝司先生の講演を基に作成しました。
November 20, 2005
中小企業庁のアンケートによると、経営計画をやっている企業は50%という結果が出ましたが、この高い数値はにわかに信じられません。どうも回答された経営者の方々は「10年後に夢があるか?」という質問と勘違いしているようです。しかし、この漠然としたイメージを基に経営を進めていたら、間違いなく赤字の道を突っ走ってしまいます。ですから、職業会計人がこの漠然としたイメージを数値に置き換えることで、単なる夢を実現可能な計画になるわけです。そういった意味で次年度計画以上に中長期計画は絶対に必要なのです。※このブログは税理士の坂本孝司先生の講演を基に作成しました。
November 19, 2005
全国の若手職業会計人が集まるTKCニューメンバーズフォーラムに参加しました。今回はタイの会計人の方々が特別に参加されていました。これは、日本とタイの会計人の間で進められている「日本の会計事務所の実情を伝え、それをタイの実情に合わせて改善して取り入れていく」という試みの延長線上で実現しました。「会計といえばアメリカ」というイメージがありますが、どっこい日本の中小企業会計も頑張っているのです。この日本とタイのプロジェクトが成功し、「日本の会計事務所」「日本の税理士制度」の考え方がアジアに広まっていって欲しいです。
November 18, 2005
今朝の日経に古田敦也ヤクルト監督が「私にとって税理士さんは、グランド外のベストパートナーとして、なくてはならない存在です」と語っている日本税理士会連合会の広告が載っていました。この広告は税務署にポスター掲示されていたので知ってはいましたが、いざ日経にド~ンと出るとインパクトありますね。私も、この広告に偽りのないように、経営者のベストパートナーであるように頑張りたいですね。
November 10, 2005
今日は祝日でしたが、顧問先で10月分の巡回監査をしました。社長さんが月曜日から出張されるということで、今月は早めの監査となりました。しかし、特別な事情があるにせよ、月次決算を翌月3日に締めると、試算表として出て来る数字にも説得力と新鮮さ?が感じられました。鮮度がある数字だからこそ、これを見て「よし頑張るぞ!」という前向きな気持ちになれる…そんな印象を持ちました。やはり数字は鮮度が大事ですね。
November 3, 2005
先日、開業して3年間で関与先を100件獲得した税理士の先生の話を聞き、とても良い刺激を受けました。関与先拡大の秘訣は、一言でいうと「全てにおいて差別化を図ることだけを考えること」だそうです。その先生は、他の会計事務所がやってないことを見つけると、それをすぐに自分の事務所のサービスメニューに加えていきます。この積み重ねが、特定の紹介先に頼らずとも、1ヶ月に3件の新たな関与先と契約できる事務所の体制を作り出したのです。また、スタッフをとても大事にしているのも事務所が伸びている理由の一つです。それは、同行したスタッフの方の勤務月数を 「1年2ヶ月」 と即答されたのを目の当たりにして、大いに納得しました。お客さんが増えるのには、やはりキチンとした理由があるのですね。
November 1, 2005
28日の日本経済新聞の一面に「東京三菱銀行が会計参与の採用を条件とした無担保、無保証の融資を導入する方針を決めた」という記事が載っていました。会社が夜逃げしてしまったリスクを考えて導入に踏み切れない会計事務所が多いのが現状かと思います。しかし、今後、会計参与採用を前提とした金融商品が続々と登場することで、導入をせまられるケースが増えてくると思われます。会計事務所としても、会計参与に対するスタンスをハッキリさせる時が迫ってきた…そんな気がしました。
October 29, 2005
日刊ゲンダイを何気なく読んでいると、「新スタイルの会計事務所 TaxHouse」という広告が目に入ってきました。で、よく見ると「PR活動に従事してもらうイメージガール募集のためのコンテストを開催…優勝賞金は200万円」とあるではないですか…「えっ、なにこれ?…」とちょっとビックリしました。「TaxHouse」 は経理・記帳代行などを中心としたコンビニスタイルの会計事務所ですが、事業拡大を目指す一環としてのイメージガールを起用するようです。知名度アップには大々的な宣伝が必要…となるとイメージガールが手っ取り早いという発想なんでしょうね。この戦略は果たして当たるのでしょうか…それとも??
October 28, 2005
我が家に『生命保険料控除証明書』が届きました。「ああ、もうそんな時期になったんだなぁ~」と思いつつも「もう少し後にしてくれないと失くしちゃうよなぁ~」と思ったというわけです。というわけで、これからは関与先を訪問する度に控除証明書を集めて、年末に慌てないようにしないとダメですね。円滑な年末調整への道は、迅速な資料集め…ですから。ただ、ちょっと昔までは控除証明書は、11月に入ってから送られてきたような気がするんですが、これも時代の流れでしょうか?
October 25, 2005
昨日は、塾生大会の打ち上げでした。10名の方に集まってもらって4時間以上にわたり、わいわいがやがや…と楽しい一時を過ごすことができました。どうもありがとうございました。何を話したか?記憶はオボロゲなんですが、ポイントはイエローハットの鍵山相談役のお話と宝地図でしたね。この要素を上手に活かせれば、中小会計事務所であってもその個性(強み)を発揮できると思った4時間でした。
October 14, 2005
4日のセミナーの後半では、付加価値を上げるためのヒントについて、お話しました。今、元気のある会社は、3年前に打った一手が当たっていると言われています。ということは、今から3年後に実を結ぶユニークな戦略が求められているわけです。そこで、私が考えた戦略を紹介させて頂きました。それは下記のような手順で3年後に備えるというものです。これからの10年を見通してみるその流れを踏まえて3年後を想像してみる そして、3年後に行われている常識的な商品やサービスを考えてみる次に、違う視点から見たひねった商品やサービスを思い浮かべるその商品やサービスを3年後に実現するのに必要な情報を収集する実際に事業として取り掛かる時期は時代の半歩先か半歩後を狙う。 つまり『未来のあるべき姿を思い描き、実現のために必要な事を考え、そして取り掛かる時期を選び、その時が来たら速やかに実行する』ことが重要というわけです。
October 6, 2005
4日のセミナーの前半では、TKC経営指標(中小企業22万社の財務データベース)から黒字企業と赤字企業は何が違うかの分析について話をしました。二期黒字企業と赤字転落企業(前期が黒字で今期が赤字の企業)は、限界利益率(粗利益率)は意外や意外、ともに40.8%でした。では、何が黒字と赤字の分かれ目になったかというと、それは固定費率(固定費が売上高に占める割合)でした。赤字転落企業の固定費率が43.2%に対して、二期黒字企業のそれは37.4%でした。つまり、黒字決算を維持するのに固定費をキチンとコントロールすることが重要であることが、これらの数値から読み取れるわけです。反対から言うと、黒字企業でも固定費のコントロールができないと、アッという間に赤字に転落してしまうわけです。ですから、固定費率を抑えるとともに、付加価値のある商品・サービスによる限界利益率の向上が黒字決算を維持するためには不可欠となってくるわけです。
October 5, 2005
本日、当事務所主催の経営革新セミナーを開催しました。ここ何日かは、レジュメな準備やリハーサルでテンヤワンヤでしたが、20名という予想を上回る方の参加を頂いたことで、それらの苦労が報われた…そんな気持ちでした。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。セミナーでは、『黒字企業としての成長には、売上を伸ばし、固定費をコントロールすることに加えて限界利益率の向上が必要であること』、そして、『そのために必要な付加価値のある商品やサービスを実現にあたってのヒント』について話をさせて頂きました。準備不足の点もあったにもかかわらず、セミナー終了後に参加者の方から暖かいお言葉を頂き、本当に「やってよかった」と思った一日でした。 セミナーのレジュメをご希望の方にお分けします。takamaru@tkcnf.or.jp までメールでご連絡下さい。
October 4, 2005
4日に事務所主催のセミナーを開催するため、この土日はレジュメの作成やリハーサルといった最期の追い込みに明け暮れました。テーマは『黒字決算のためのヒント』ということで、自分が新聞や実際の体験から見つけ出した経営上のヒントを紹介したいと思っています。アイディアはいろいろと思い浮かぶのですが、それを要領よくまとめるのは思っている以上に大変ですね。ただ、やる以上は「来てよかったなぁ~」と思って頂けるセミナーにする覚悟でいます。あっ、そうそう、まだ席に余裕ありますので、興味のある方は、下記までメールを下さい。詳しいことをお伝えします。takamaru@tkcnf.or.jp
October 2, 2005
先月は連休もあったこともあり、大変な一月でした。法人の決算は一件と少なかったのですが、相続税の提出期限だったり、調査があったり、イベントの準備があったり…と忙しい月でした。そのため、翌月巡回監査率(前月分の試算表を作成できた割合)の70%超という目標をクリアするために奮闘する日々が続きました。特に29日と30日はまさに戦場状態でした(しかも29日は飲み会があったし…)おかげさま?で76%と、今月も何とか目標を達成できました。スタッフの皆さん、ご協力ありがとうございます。さあ、次は10月4日のセミナーに向けて頑張りましょう!?
October 1, 2005
18日から19日にわたって開催された宿泊研修大会?は大盛況で幕を閉じました。今日は、その報告と御礼のため、プロジェクトリーダー(つまりは実行委員長)と一緒に、お世話になった企業さんを訪問しました。訪問先で、様々な体験と発見を話していると、まるで熱狂の2日間の余韻に浸っている気分になってきました。これで、クールダウンも完了!…というわけで、明日からは仕事モードに突入です!(知らないうちに20日になっていて、ちょっと焦ってます)
September 20, 2005
経営コンサルタントの方とチーム?を組んで、関与先の売上アップを目指すプロジェクトを始めました。まあ、プロジェクトと言っても、関与先さん自身が明確な3年後のビジョンを持っているので、どうすれば夢が実現するか!を考えて実行していくだけのことなんですが…会計事務所が主導する経営改革だと、どうしても“数字ありき!”になりがちです。しかし、今回のように経営コンサルタントの方と協力しての経営改革だと、“営業中心”“財務中心”というように偏ることがないので、バランスが取れて“いい感じ”なのかもしれませんね。でもって、最初の課題は客数アップをどうするか!…です。
September 15, 2005
3日のNHKニュースで、遺言を公正証書という形で作成した件数が66,932件にのぼることを伝えていました。この66,932件という数字は10年前と比べて40%増だそうです。この数字の増加を見て、相続に対する意識が高まったとみるか、血の繋がった者同志の信頼関係が薄れたと見るか…人によって解釈が異なるかもしれません。しかし、会計事務所の立場としては、遺言をキチンとして形で残すことは、“争続”を避けるために必要なことだと思います。
September 5, 2005