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カテゴリ:ワイン
コノスルなど、南半球のワインでは、既に2008年産ワインも出回り初めていますが、ボルドー・ワインは只今、殆どがまだ、瓶詰め前の熟成中。
そんな中、そのワインをいち早く味わう、『プリムール・テイスティング』が行われたので、行って来ました。 試飲会に先立ってのセミナーは、あのシャトー・ヴァランドローのテュヌヴァン氏が参加。 ちょっと小さいけど、真ん中がテュヌヴァン氏です。 『2008年は、とても良い結果が出た。夏の間はさほど良い天候とはいえなかったが、後半、収穫に至るまで、とても良い天気が続き、収穫までの時間が長く取れた事で、酸と熟度、どちらも備えたワインになった。』と、テュヌヴァン氏。 『彼はこういうけど、それは、彼の『畑での仕事』あってこそ。ボルドーは技術(仕事)で大きな差が出る。』と、同席のワイン商の方のコメント。 当日、ヴァランドロー08の試飲があったのですが、ビックリするほどの凝縮感で、リキュールかと思うほど。でも、確かに、果実味と酸味、熟度、タンニン、そのどれもを備え、この先が楽しみです。 写真は、ヴァランドロー06&08、グリュオ・ラローズ06&08の飲み比べ。06のグリュオ・ラローズ、フレッシュさと深みが共存し、筋肉質では無い、程よく引き締まった、いわば、バレリーナのような均整な美しさが、今飲んで美味しかったです。これ、良いかも! その後、他の2008年産も試飲し、『仕事の違い』『産地の違い』それぞれに感じる事が出来ました。 ワインは深いですね… 2008年ボルドーはまだ発売は先ですが、この経験を踏まえ、皆様にご紹介させて頂きますので、お楽しみに! ひな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.06 07:39:58
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