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カテゴリ:スポーツ
本日、東都大学リーグ戦 駒澤大学対国学院大学3回戦が行われた。 国学院大学 000 000 000 0 駒澤大学 003 021 00× 6 「最近の駒大は負ける気がしないな・・」 今日の試合前、ネット裏の年配の駒大ファンたちがささやいた今年の駒大。 それを象徴する試合がこの試合だったと思う。 駒大の先発は石黒君。 石黒君のいいところはボールが先行しても、そのあとはストライクで平行カウントに持ち込み、最後は打たせて討ち取る技を持っているところだ。 今日も5回を無失点に投げきり、十分に先発の役割を果たしてくれた。 ピンチのたびにキャッチャーの山田君が行くのも絶妙のタイミングでよかったと思う。 前半で大きくリードをとったところで、6回から駒大ベンチが動き出す。 1回からブルペンで用意をしていた春のエース海田君がこの秋初登板である。 2死から内野安打と四球でピンチを背負うが、やはりきっちり後続を討ち取った。 珍しく直球も速く、137Kの速球でストライクを取っていたのが印象に残る。 そのあと、7回から加茂君にスイッチするも四球を続けたところで、「秋の秘密兵器」河村君を投入。最高141Kの速球を軸に国学院打線に隙を与えない。 最後はこの秋お決まりのパターン新守護神「武田久2世」の笹田君(駒大たけちゃん勝手に命名)が、142Kの速球で9回をきっちりと締めた。 5人のリレーでシャットアウトである。 攻撃陣は国学院のエース村松君をうまく捉えた。 最高は143K程度でボールが先行した村松君は無駄な四球で塁を埋めて、そこを前原君に打たれてやや自滅の感じがあった。 この試合は前半に主導権を握った駒大が後半レギュラー選手をどんどん交代させて、準レギュラー選手を多く起用したのが特徴だった。 これは「後半の投手陣を持ってすればそうは点を取られない」という、投手力に自信があるからの裏付けであり、今年の駒大ベンチの戦い方を見せてもらった一戦だったと思う。 この試合、駒大OBの野村謙二郎さんも観戦。 野村謙二郎さんは東都大学リーグ出身者では初の2000本安打を達成した、駒大、というより日本プロ野球を代表する名選手である。 ピンクのストライプのワイシャツを着た野村さん、試合後は神宮球場の喫煙所でホッと一服・・である。 (ちなみに弟昭彦氏は駒大のコーチであり、この試合も試合前のノッカーを行い、試合中は3塁コーチャーとして駒大を支えている) これで駒大は開幕4連勝。 勝ち点2で単独首位である。 この秋の駒大は強い! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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