レース参戦1
メールでレースのことについての問い合わせがちょくちょくあります。とにかくレースはお金と時間がかかるので、始めたいといっても今すぐ出来るわけではありません。別にその方の専門家でもないので、あくまでも自分自身の経験を元に少しずつ順を追って書いていきたいと思いますので、周りにモータースポーツ経験者がいれば、アドバイスを受けて下さい。基本的にJAFの公認レースについて書いていきます。よく各サーキットで行われている走行会などの模擬レースはこの限りではありません。日本のレースはそのほとんどがJAF(これは知っていると思いますが)が統括管理しています。なのでレースに参加するにはJAFの会員であることが条件となります。(入会金2000円、年会費4000円)そしてモータースポーツを取得する必要があります。まずは国内Bから(通称Bライ)Bライは基本的に講習会を受講するだけで取得できます。(費用は教則本や規則書、講習受講料、発給料などで約10000円程度)ラリーやジムカーナなどタイムトライアル(単独で走行するもの)に参加できます。次の国内A(通称Aライ)AライはBライ取得者が1回以上タイムトライアルに参加し完走証明書を取得し始めて受講資格が与えられます。そして数時間の講習と筆記試験(教則本を開きながらの試験でそんなに難しいものではない)実技講習。これは実際にサーキットを走行。順位を争うのではなく、途中出されるフラッグにちゃんと従ったかが重要です。(費用は講習受講料、走行料など20000~30000円程度)サーキットによってはタイムトライアル未参加者でも受講できるよう午前中にジムカーナを実施して、午後講習、走行で1日で取得できるようなAライ講習会が行われています。とりあえずこれでモータースポーツライセンスは取得できます。でも実際レースに参加するときはエントリー時に運転免許書、開催されるサーキットのサーキットライセンスの提示が求められます。ということはレース時に免停中や取り消し期間であるとレースに参加することが出来ません。(以前TIのGTで取り消し中のドライバーがレースに参加していて処分が出た)サーキットライセンスは開催される各サーキットが独自に発行しているライセンスで個別に取得する必要があります。これはサーキットによってピットロードの走行方法や、コースアウトした時の待避方法などが異なるためです。これも講習受講後、実際のコース走行があります。費用は20000~50000円程度でサーキットによって異なります。これで普段のスポーツ走行枠で練習することが出来ますが、レース参加者には特別にレースウィークだけ有効な特別なライセンスがあります。(費用は5000~10000円程度)これは遠方からの参加者など、レース開催時しかそのサーキットで走行することがないドライバーに、費用を軽減するために設けられたライセンスで、例えば年に2回そのサーキットでレースをする場合その度その限定ライセンスを取得する必要があります。これでレースに必要なライセンスがそろうわけですが、これはあくまでも国内格式のレースのみで、いきなりGTやFポンなどに出られるわけではありません。はぁ~ 長々書きましたが、また次の機会に参加するカテゴリーやレースについて書いていきたいと思います。(ブログでこんな事書いていいのだろうか・・・)