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テーマ:旧街道めぐり(188)
カテゴリ:東海道五十三次
江戸から数えて東海道38番目の宿場町が岡崎宿です。
岡崎城の城下を通る旧東海道は「岡崎二十七曲がり」と呼ばれ、かぎ型に曲がった道が続いていました。 現在の道は碁盤の目の形に整備され、かぎ型に曲がった道も十字路に変わっていますが、交差点には「二十七曲がり」の標識があり、それを辿って行くと東海道をめぐることができます。 名鉄岡崎公園駅にある案内図 現在の岡崎宿は戦災復興の整備によって、完全に市街地に変わっていました。 本陣付近の旧東海道 西本陣跡。 コンビニに変わっていました。 それでも道端には当時の道標などが残っており、街道の要衝であったことがうかがえます。 足助街道との分岐点 吉良道との分岐を示す道標 中にはレトロな建物も残っていました。 東海道沿いにある旧商工会議所 赤レンガと花崗岩のルネッサンス風の建物で、大正6年に岡崎銀行本店として建てられました。 岡崎宿を通る東海道は、岡崎城の北側を迂回するように格好になっています。 一部は岡崎城の外堀沿いを通っており、岡崎城との間には門が置かれていました。 外堀にあった籠田総門の跡。 大手門跡 岡崎藩の外来使を受け入れる「対面所」も置かれていました。 岡崎城の西側まで来ると、八丁味噌で有名な八帖町(八丁町)へと続いていました。 岡崎城から八丁(約870m)離れていることから名付けられ、現在も味噌蔵が並んでいます。 せっかく岡崎に来たので、味噌煮込みうどんを食べてみました。 名古屋で味噌と言えばこの赤みそですが、煮込んでも風味が落ちないのが特徴です。 岡崎宿の西側には矢作川が流れており、矢作川には東海道最長の木橋である矢作橋が架けられていました。 歌川広重「東海道五十三次 岡崎」 岡崎城の天守が描かれており、矢作川を渡った西側からの構図だと思います。 現在の矢作川 矢作橋は鉄橋に変わっていますが、昔と同じく矢作橋を渡って岡崎宿を後にしました。 関連の記事 岡崎城→こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022/04/05 04:18:03 PM
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