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カテゴリ:自然観察
山口に移ってきてから、行きたい先は数多くあるのですが、やはり最初に向かった先は秋吉台でした。
石灰岩の広がる秋吉台のカルスト台地 ちょうど秋吉台の山焼が終わった後らしく、枯れ草は一面焼かれていたのですが、かえってドリーネの形がよくわかりました。 すり鉢状のドリーネ 秋吉台には大小併せて400ほどの鍾乳洞があり、探検部時代も何度か訪れたことのある場所です。 20年前の探検部時代には鍾乳洞の数は約130だと聞いていたので、その間に新洞がいくつも発見されたのでしょうか。 その数ある鍾乳洞の中でも、秋芳洞・大正洞・景清洞の3洞が観光洞として整備されており、洞窟装備がなくても入ることができます。 また秋吉台の東側には展望台があり、カルスト台地を一面に望むことができます。 秋吉台科学博物館があり、探検部時代の常宿だった秋吉台家族旅行村のキャンプ場もここにあります。 (20年ぶりの秋吉台ですが、何ひとつ変わっていませんでした) また展望台からはカルストロードと呼ばれる道路が続いており、カルスト台地の中を車で通ることができます。 このカルスト台地に鍾乳洞があり、いきなり竪穴があったりするので、歩道の外をむやみに歩き回ると危険です。 探検部時代に深さ30mほどの竪穴に下りたことがあるのですが、洞穴入口は斜面にぽっかり穴が空いているだけだったように思います。 一面の石灰岩に覆われたカルストは、もともと珊瑚礁が移動してきて形成されたと言われています。 やがて1,000年以上もの時をかけて雨水による浸食を繰り返し、鍾乳洞が形成されました。 そしてこの後は観光洞ながら、久しぶりの鍾乳洞へと向かいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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