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テーマ:旧街道めぐり(188)
カテゴリ:旧街道めぐり
徳山宿を離れると、山陽道は海沿いを通らずに内陸部を東に向かって延びていました。
国道2号線・山陽新幹線・岩徳線が同じルートを通っており、これが徳山から岩国へ最短ルートになります。 花岡宿の旧山陽道は、岩徳線の周防花岡駅の前を通っていました。 岩徳線花岡駅 駅舎は昭和7年に建てられたものです。 旧山陽道 花岡の地名の由来は諸説あるようですが、花岡八幡宮が勧進された時、一夜にして桜花で包まれたこと因むのが1つ。 「七里香」(金木犀または沈丁花の別名)の香りが村中に満ちたことに因む説がもう1つです。 歴史家によると、岡の端を「端岡(はなおか)」と呼んでいたことから、「花岡」に変化したとの説もあります。 山陽道沿いにはその由来の1つとされる花岡八幡宮が祀られていました。 709年に宇佐八幡宮より勧進されて建立されました。 花岡八幡宮の隣には醸造元があり、明治7年の創業とのことでした。 花岡宿には「御茶屋」が置かれ、長州萩本藩の役所である「勘場」も置かれていました。 御茶屋=本陣ですが、防長だけの施設かも知れません。 山陽道に限らず本陣は民営なのに対し、防長の御茶屋は公営の宿泊施設でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/10/05 12:20:01 PM
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