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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(山口編)
随分と話は前後しますが、上関番所を後にして上関海峡を渡り、長島から室津半島に戻って来ると、周防灘の海岸沿いに「上関郷土史学習館」瀟洒な建物がありました。
別名を「四階楼」と言い、実は1879(明治12)年に建てられた木造の建築物です。 現代でも4階建ては鉄筋コンクリート造りが大半で、木造の4階建ては見たことがありません。 創建当時で考えると、かなり斬新な建物だったかも知れません。 四階楼の建築者は長州藩士の小方謙九郎です。 経緯は色々とあるものの、小方謙九郎はスキーを初めて導入し、NHKドラマ「坂の上の雲」にも登場する長岡外史(的場浩司)の実の父親だそうです。 なぜ上関に4階建てなのかはよくわかりませんが、明治に入って早々にこの建築物が建てられたことが斬新で驚きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/12/11 05:30:16 PM
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