|
テーマ:城跡めぐり(1258)
カテゴリ:城跡と史跡(香川・愛媛・徳島・高知編)
大三島の多々羅しまなみ公園から海沿いを南へ向かうと集落があって、甘崎城跡の案内標識が見えてきました。
さらに海側へ160mほど行ったところに城跡があるようですが、海岸線まではそんなに遠くないところです。 案内標識通りに集落の中の細い道を曲がると、すぐに海岸線に行き当たり、防波堤の上に城跡の看板だけが建っていました。 道路から城跡までは確かに160mなのでしょうが、甘崎城そのものは沖合いに浮かぶ水軍城でした。 甘崎城遠景 甘崎城は最古の水軍城とされ、671年に天智天皇の勅命により、唐軍の侵攻に備えて築城されたとされています。 戦国時代には藤堂大学頭(藤堂高虎の弟?)がいたと言われています。 長崎出島で勤務していたドイツ人エンゲルト・ケンペルは、1691年に甘崎城の沖を航行し、帰国後に著した日本誌(大英博物館収蔵)の中で、「海中よりそびゆる堡塁あり」と記しているそうです。 潮が引くと歩いて渡れるようですが、海底には礎石となった巨石の列が今も残っているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/22 09:39:43 PM
コメント(0) | コメントを書く
[城跡と史跡(香川・愛媛・徳島・高知編)] カテゴリの最新記事
|