|
テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(山口編)
周南は周防灘の瀬戸内海でも屈指の工業地帯であり、徳山駅付近の山陽新幹線の車窓からも、海岸沿いに林立する工場群をよく見ることができます。
太崋山から見た徳山港と周南コンビナート 戦前までの徳山には旧海軍第三燃料廠が置かれ、終戦後はその跡地に出光興産の製油所や日本曹達工業(徳山曹達→現トクヤマ)・東洋曹達工業(現東ソー)などの化学工場が建設され、現在の周南コンビナートとなっています。 大津島行きのフェリーから見た周南コンビナート 太崋山の山麓に並ぶ出光興産の石油タンク 旧第三海軍燃料廠は、1941年4月6日、沖縄へと出航する戦艦大和が、本土最後の給油を受けた場所でした。 特攻出撃にあたって、燃料は片道分しか補給しなかったと言われていますが、実際には帳簿外の重油を集めて、往復分の燃料を搭載して出撃したとも言われています。 海軍燃料廠沖(大津島フェリーより) いずれにしても同じこの海から、大和を旗艦とする第二艦隊が出航していきました。 徳山港沖にはLPGが南へ舳先を向けていましたが、どうしても過去の艦隊とオーバーラップしてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/06/04 11:49:50 AM
コメント(0) | コメントを書く
[城跡と史跡(山口編)] カテゴリの最新記事
|