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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(山口編)
山口県の建造物のうち、国宝に指定されているものは三つあり、瑠璃光寺の五重塔・功山寺の本殿と住吉神社の本殿です。
住吉神社 海運の神様で知られる住吉社、大阪の住吉大社が総本社ではありますが、数ある長門国の神社の中で最も格式の高い長門国一宮です。 住吉神社は日本書紀にも記述があり、神武皇后のいわゆる三韓征伐の帰り道に、住吉三神の神託を受けて創建されたと伝えられています。 約1800年の歴史をもつ住吉神社境内には、日本書紀や古事記にも登場する大和朝廷の大臣、武内宿禰が植えたとされる楠があります。 歴史のある神社は気の強い場所として知られていますが、住吉神社でもこの楠がパワースポットとされていました。 こちらは比較的新しく、同じ下関出身の乃木希典お手植えの楠です。 住吉神社は1370年に長門国守護である大内弘世によって再建され、拝殿は1539年に毛利元就によって建立されたものです。 拝殿(国指定重要文化財) そして拝殿の向こう側に続く千鳥破風の社殿が国宝の本殿です。 1370年の大内弘世による創建当時のものです さすがは長門国一宮、威厳のある社殿でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/07/17 07:48:02 AM
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