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カテゴリ:自然観察
北長門海岸からの帰り道は、秋吉台カルストロードを抜けていくことにしました。
思えば去年の春に山口に赴任して来た時、最初に訪れたのが秋吉台でした。 来月からは東京に帰ることになったため、どうしても最後に訪れたかったのも、やはり秋吉台です。 夏休み前の平日とあって交通量も極端に少ないので、スピードを落としてちょっと車を停めながら 思えば昨年の春は、山焼きが終わったばかりで一面枯れ草に覆われていました。 すり鉢状のドリーネを真横に見ながら 数あるカルストの中でも、そのスケールではやはり秋吉台が一番でしょうか。 カルスト台地の中を抜けるワインディングロードは、昨年の「おいでませ山口国体」では自転車競技の会場となりました。 選手の皆さんはこの景色を楽しむ余裕があったかどうか。 秋吉台科学博物館と展望台が見えてきました。 名残惜しいですが、カルストロードもいよいよ終点です。 大学の探検部時代から訪れてきた秋吉台、期限から3億年の歴史を持つこのカルスト台地の光景は、いつも変わりません。 最後に「これこそ山口県」の光景です 石灰岩の切り立った山肌と、ウバーレに広がる水田と清流、そして石州瓦葺のレンガ色の屋根と。 最近でこそ見慣れてきた光景ですが、きっと懐かしく思うことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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