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テーマ:旧街道めぐり(188)
カテゴリ:旧街道めぐり
小山宿の先で再び国道4号線が旧日光街道を踏襲するようになり、再び直線の一本道となって続いて行きました。
小山宿に続く日光街道13番目の宿場は新田宿です。 しかしながら新田の地名は見られず、現在の小山市羽川が新田宿のあった場所とされています。 羽川付近の旧日光街道 行先表示に福島や那須塩原が出てくるようになり、すぐ近くを東北本線と東北新幹線が並走しています。 宇都宮までは奥州街道と日光街道が共用となっており、宇都宮で奥州街道と日光街道が分岐するのですが、この現代において宇都宮が遠い存在にように思えます。 (小山から宇都宮までは新幹線で1駅です) 旧日光街道の方は相変わらずの感じで、まさに普通の国道といった風情でした。 沿道に何が残っているでもなく、そろそろ持て余してきた頃、何やらよさげな顕彰碑を発見しました。 各地に残っている日露戦争の顕彰碑かと思ってよく見てみると、「耕地整理記念」の文字が判読できました。 明治でもなくおそらく昭和になって建てられたものだと思われますが、取り急ぎ日光街道とは関係がなさそうです。 旧街道の面影がなくなってしまった新田宿にあって、何となく「この先が宿場町の中心かな?」と思える場所がありました。 東海道・山陽道などの宿場町を見てきた経験からですが、具体的に「ここがこう」という説明は難しく、あくまでも「何となく」です。 東海道にしても日光街道にしても、旧街道の宿場町では、なぜか薬局・酒屋(または米屋)・割烹旅館(または割烹料理屋)の3つをよく見かけます。 割烹旅館は旅籠の名残でわかるのですが、薬屋と酒屋はなぜなのかよくわかりません。 やがて小山市を離れて下野市に入り、日光街道も小金井宿へと続いて行きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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