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テーマ:旧街道めぐり(188)
カテゴリ:旧街道めぐり
日光街道も小山を過ぎると、次は宇都宮を目指すことになりますが、現代でも新幹線で1駅分の距離があり、なかなか遠い道のりです。
小山と宇都宮の間には宿場町が新田・小金井・石橋・雀宮と4宿あり、小山から数えて2番目、江戸日本橋から数えて13番目の宿場町が小金井宿です。 相変わらずの沿道風景ながら、一直線に続く国道に旧街道の名残を感じます。 それでも小金井宿には一里塚が残っており、「小金井一里塚」として国の史跡に指定されています。 江戸日本橋から22里、キロ換算では86.4kmですが、実際には90km以上あります。 宿場町の中心部も現在となっては判然としないものの、一里塚の前あたりに中心部があったようにも思います。 街道沿いの寺院を見てみると、慈眼寺というお寺がありました。 将軍の日光社参では、古河宿で一泊した後、間々田宿の友沼八幡宮で小休止をして、この慈眼寺で昼食にしていたそうです。 山門をくぐると、葵の御紋が描かれた灯篭がずらりと並んでいました。 慈眼寺から先に進むと、旧街道から続く長い参道の神社がありました。 金井神社とあります。 由緒はわかりませんが、「村社」と書かれていることから、小金井の氏神様でしょうか。 それにしても陽の傾きが早く、宇都宮までたどり着けるかどうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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