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カテゴリ:自然観察
大岳山からの戻り道は、途中から再び綾広ノ滝上流部の沢沿いを行くようになり、沢を渡って下りて行くと、岩肌に白く流れる綾広の滝が見えてきました。
綾広ノ滝は意外と滝壺が小さくて、かなり間近に見ることができました。 季節柄水量が少ないせいか、轟音や瀑布というより静かに流れ落ちる感じでした。 それでも落差は10m、御岳山の滝修行でも使われるとのことで、さらに滝の横には「お浜の桂」と名付けられた巨木があり、こちらは中里介山の「大菩薩峠」にも出てくるそうです。 意外と水量が少なかったことを嘆きつつ、再び御嶽神社に戻ってきました。 御嶽神社に来た途端、天の恵みか天罰か、雨が降り始めたかと思うと、すぐに本降りとなりました。 これまで山に登った時は、それなりに天候を選んでいたこともあって、途中で雨に降られた経験はほとんどありません。 (一応レインウェアを持っているのですが、使ったことはほとんどありませんでした) この日も雨が降るとは思っていなかったので、レインウェアを持ってきていませんでした。 それでも何かあった時のために、いつもザックの中に厚手のポンチョだけは入れるようにしています。 まさか夏にこのポンチョを着るとは思っていなかったのですが、ここは仕方なく「Naeba world best ski resort」と大きく書かれたこのポンチョを着て歩くことにしました。 白の蛍光色なのでゲレンデではあまり目立たないものの、御岳山では怪しい白装束というか、まるでクー・クラックス・クランみたいです。 帰りもケチってケーブルカーを使わずに歩いて降りたのですが、道が滝のようになっていたのは、やはり天罰かも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/22 09:19:10 PM
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