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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(北海道編)
ペリー提督率いるアメリカ海軍東インド艦隊、いわゆる「黒船」の来航と開国要求により、最初に開港されたのが箱館と下田でした。
(長崎と併せて、いずれも幕府直轄領なのがミソです) 元町公園のペリー提督来航記念碑 後ろに見えるのは函館山です。 開港後は各国の領事館が置かれ、旧イギリス領事館は「開港記念館」として公開されています。 旧イギリス領事館 外国人居留地が置かれた元町末広町には、古くからの国際都市の名残があり、「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に指定されています。 ますは教会群のある辺りから散策を始めました。 カトリック函館元町教会 1859年にフランス人宣教師が仮聖堂を建てたのが始まりで、1877年に大聖堂が完成しています。 3回の大火で類焼した後、現在の大聖堂は1924年に再建されました。 カトリック函館元町教会から通りを挟んだ先には、函館聖ヨハネ教会と函館ハリストス正教会が並んでいます。 日本聖公会函館聖ヨハネ教会 1874年に英国聖公会の宣教師が始まりで、1878年に大聖堂が建てられました。 現在の大聖堂は火災の後、1921年に建てられたものです。 函館聖ヨハネ教会と並んでいるのが、函館ハリストス正教会です。 函館ハリストス正教会「主の復活聖堂」(国指定重要文化財) 1859年にロシア領事館の付属聖堂として建てられたもので、現在の聖堂は大火で類焼した後、1916年に再建されました。 ローマカトリック・英国国教会・ギリシャ正教の教会が同じ場所に建っているのも珍しいですが、カトリック函館元町教会の向かいには、東本願寺の函館別院があります。 聖ハリストス教会から八幡坂の方へ歩いて行くと、途中には遺愛幼稚園の建物がありました。 アメリカ人宣教師のM.C.ハリスによって開かれた日日学校(Day School)が遺愛学院の始まりだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/10 12:59:44 AM
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