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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(北海道編)
八幡坂から基坂の方へ歩いていくと、「箱館」の地名の由来ともなった元町公園に着きました。
八幡坂の上から見た函館港 津軽から来た河野政通が、宇須岸(ウスケシ)と呼ばれていた場所に館を築いたのがこの場所で、その館が箱の形に似ていることから「箱館」と呼ばれるようになりました。 元町公園入口(背後にあるのは函館山です) そして元町公園の上にある洋館が旧函館区公会堂です。 旧函館区公会堂(国指定重要文化財) 1907年の大火で町の会所が焼失したため、1910年に新たに造られた建物で、建設費の大半を負担したのが、函館の豪商相馬哲平氏でした。 元町にはその相馬哲平の旧相馬邸が残っていました。 旧相馬邸 「箱館」の由来となった宇須岸館の後、松前藩によってここに箱館奉行所が置かれました。 五稜郭の築造によって箱館奉行所は移転しましたが、明治に入ると開拓使函館支庁・函館県庁・北海道庁函館支庁が置かれ、その建物が一部残っています。 旧北海道庁函館支庁庁舎 旧開拓使函館支庁書籍庫 元町公園からは、長崎に次ぐ歴史を持つ貿易港、函館港が一望できました。 海上保安庁と海上自衛隊の船が並んでいます。 海上自衛隊の方は680の番号から、掃海艇の「ながしま」でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/10 07:37:20 AM
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