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テーマ:城跡めぐり(1254)
カテゴリ:城跡と史跡(北海道編)
函館→新千歳→中標津と乗り継いで、道東へとやって来ました。
中標津空港からはレンタカーを使って、向かった先は根室半島のオホーツク海側です。 ずっとこんな風景が続いていました。 根室市内には32ヵ所の「チャシ跡」が残り、うち24ヵ所が「根室半島チャシ跡群」として、国の史跡に指定されています。 そして日本城郭協会からも「日本100名城」に選定されています。 その24ヵ所のチャシ跡の中でも、実際に現地に見に行くことができるものは、2ヵ所しかありません。 そのうちの1つが、「ノツカマフ1・2号チャシ」です。 ノツカマフチャシの遠景 そもそも「チャシ」とは「柵囲い」を意味するアイヌ語で、砦・祭祀の場・見張り場など、多目的な用途で使われていたとされます。 ノツカマフチャシの案内図 原生植物の生い茂る中、海岸へ続く一本の細い道をたどって行きました。 とてもこの先に何らかの遺構があるとは思えません。 しばらくすると原生植物の向こうに標識が見えるようになり、その先に三日月堀のような空堀の跡がありました。 はるばる訪れた根室半島でしたが、遺構としてはこれだけです。 オホーツク海から吹いてくる風が、さらに冷たく感じられたのは気のせいでしょうか。 日本城郭協会「日本100名城」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/14 08:29:33 PM
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