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テーマ:城跡めぐり(1254)
カテゴリ:城跡と史跡(香川・愛媛・徳島・高知編)
桂浜を見下ろす浦戸山の丘陵部に浦戸城があります。
浦戸城跡碑 現在の城跡は国民宿舎桂浜荘の敷地になっており、遺構はほとんど残っていませんでした。 現地の案内板 桂浜荘 浦戸城の遺構としては、桂浜荘の敷地脇に詰の段と天守台の石垣が残っています。 詰の段の石垣 天守台石垣 天守台石垣の先にはさらに上に続く道があり、登ってみることにしました。 これだけ幟が立つと、かえって恐縮です。 登り切った先には削平地があり、大山祇八幡の祠が祀られていました。 長宗我部元親の時代には、三層の天守が建っており、絵図にも描かれているそうです。 浦戸城は16世紀の初めに、朝倉城の支城として本山氏によって築城されました。 本山氏が長宗我部氏によって滅ぼされると、長宗我部元親は1591年に浦戸城を改修して、岡豊城から本拠地を移してきました。 この時は大高坂城(高知城)に拠点を移す予定でしたが、治水が悪いために浦戸城に移した経緯があります。 関ヶ原の戦い後の1601年には山内一豊が入城しますが、山内一豊は高知城に本拠地を移したため、浦戸城は廃城となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/26 03:42:55 PM
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