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テーマ:城跡めぐり(1254)
カテゴリ:城跡と史跡(香川・愛媛・徳島・高知編)
「功名が辻」の初代山内一豊が江戸幕府開府の立役者ならば、「酔って候」の15代藩主山内容堂はその倒幕の立役者でしょうか。
高知城大手門脇にある山内一豊像 大手門からさらに城外にある「山内容堂生誕の地」碑 「伊右衛門」の山内一豊像は大手門の外にあるのに対し、千代(見性院)の像は堂々と大手門の城内にありました。 千代像 司馬遼太郎さんの小説の中でも、この夫婦の物語「功名が辻」は明るく楽しくて大好きです。 ところで来年2018年は明治維新150年にあたり、「平成の薩長土肥連合」の観光キャンペーンが行われています。 高知龍馬空港では「平成の薩長土肥連合」の看板が建ち、薩摩・長門・土佐・肥前のそれぞれに人物写真が掲載されていました。 (この2週間後には鹿児島を訪れたのですが、やはり鹿児島空港でも同じキャンペーンをやっていました) 西郷隆盛(薩摩)、木戸孝允(桂小五郎)(長門)、坂本龍馬(土佐)、大隈重信(肥前)と並ぶ中で、一人だけ違和感を感じました。 坂本龍馬に違和感があるのですが、坂本龍馬以外の3人は明治維新後も存命して、明治政府の要職に就いています。 他の三人と並べるならば、土佐ではやはりこの人ではないでしょうか。 板垣退助像(高知城内にて) ところで平成の薩長土肥連合で言うならば、明治維新の前も後も、薩摩では西郷隆盛が功労者だと思います。 さらに明治維新前の功労者で言うならば、土佐ではやはり坂本龍馬だと思います。 しかしながら、土佐が坂本龍馬ならば長州は高杉晋作であるべきですし、肥前は江藤新平でしょうか。 もっとも観光キャンペーンなので、イメージ的にそれぞれの事情はあるのでしょう。 (それにしても長州は木戸孝允ではなく、高杉晋作ではないでしょうか) 全巻新装版です。☆【中古】功名が辻 (新装版) 文庫 全4巻 完結セット 司馬遼太郎 小説 歴史 日本 十一番目の志士 上 新装版/文藝春秋/司馬遼太郎 / 司馬遼太郎 / 文春文庫【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/27 10:27:37 PM
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