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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(神奈川編)
神戸南京町・長崎新地中華街と並んで、「日本三大チャイナタウン」と呼ばれているのが横浜中華街です。
いずれも安政の五箇国条約で開港された場所にあり、外国人居留地と深い関係がありました。 横浜中華街も旧山下居留地にあって、「中華街大通り」の西口には「牌楼」の1つ、善隣門が建っています。 善隣門 善隣門(内側から見たところ) 内側から見ると扁額の文字が「中華街」ではなく、「親仁善隣」と書かれていました。 中華街の門は四神相応に基づいているようで、中華街大通りの東側、東急東横線の元町・中華街駅側には、「青」の青龍をモチーフにした朝陽門が建っています 朝陽門 南側に回ってみると、「赤」の「朱雀門」がありました。 朱雀門 そして西側には「白虎」の延平門があります。 延平門 柱の上に白虎の彫刻があります。 横浜公園に近い北側には、「黒」の玄武門がありました。 玄武門 前日に麻雀をやっていたせいか、気が付けば東・南・西・北と回っていました。 その他、中華街の中央部を東西に通る関帝廟通りには、東西それぞれに門が置かれていました。 関帝廟通りの東側入口にある天長門 西側入口にある地久門 そして中華街の中心にあるのが、三国志に登場する関羽を祀った関帝廟の廟所です。 関帝廟の門 関帝廟 横浜中華街にはかつて清国総領事館が置かれており、その跡地である山下町公園の横には、媽祖廟の廟所があります。 媽祖廟 辛亥革命の後は中華民国領事館が置かれていたようで、日本に亡命していた孫文もここを訪れていたかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/02/13 03:41:42 PM
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