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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(神奈川編)
関内から横浜港へ通じる道には、かつて居留外国人が馬車を走らせており、「馬車道」の由来ともなっています。 1867年の馬車道沿道では、各商店が競って柳や松を植栽し、ここが「近代街路樹発祥の地」です。 馬車道では1869年(明治2年)、町田房三が「あいすくりん」の販売を始めました。 これがアイスクリームの発祥で、これを記念して母子像が建てられています。 また、馬車道には日本で初めてガス灯が設置された場所でもあり、当時のガス灯が復元されています。 ガス灯は1872年(明治5年)に高島嘉右衛門の「日本ガス社中」によって設置されました。 さらに馬車道を行くと、「写真の開祖 下岡蓮杖の顕彰碑」がありました。 下岡蓮杖が野毛に日本初の写真場を開業したのが1862年(文久2年)のことで、その後の1867年(慶応3年)に横浜太田町に写真館を開業しました。 1869年(明治2年)に日本人の出資によって東京・横浜間に乗合馬車が開業しましたが、この時の出資者の一人が下岡蓮杖でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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