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パクス・ジャポニカ Vol.2

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2018/08/21
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テーマ:史跡めぐり(508)
富士山が世界遺産に登録されて、今年でちょうど5年です。
そこでふと富士山の世界遺産めぐりを思い立ち、とりあえずルートだけ決めて、まずは行ってみることにしました。

今回の予定ルート→こちら

ほぼ富士山の裾野を一周するルートですが、例によって事前によく調べない行き当たりばったりなので、また企画倒れに終わりそうな気配がありました。

何より途中で戦国の城跡や史跡などを見つけたりすると、ついそちらに行ってしまう恐れがあります。
(今回は旧甲斐国と旧駿河国の国境を通る予定で、すぐに横道にそれてしまいそうな、かなりの危険地帯です)

まずは富士登山道の須走口に鎮座する東口本宮富士浅間神社(須走浅間神社)からスタートしました。

宝永の噴火口が痛々しい、須走口の富士山

その1707年の宝永の大噴火では、東口本宮富士浅間神社も境内に3メートルも砂が降る大被害を受けたそうです。

鳥居


随神門
宝永の大噴火で被害を受けましたが、後に小田原藩主大久保加賀守(第6代忠顕?)によって、1767年に再建されたそうです。

随神門の両脇に建つ狛犬は、富士塚を模したもので、昭和初期に富士講によって寄進されました。

狛犬
「獅子はわが子を千尋の谷に突き落とす」のたとえでしょうか、子供の狛犬が富士塚をよじ登っています。

社殿は宝永の大噴火によって大被害を受けましたが、その後1718年に再建され、現在ではその江戸時代の木材が一部残っています。

拝殿


本殿


東口本宮富士浅間神社の鎮守の森は「浅間の杜」と名付けられ、境内の西半分を占める広さがあります。


中でも最も大きいのがハルニレの木で、推定樹齢400年とのことですから、宝永の大噴火も耐え抜いたことと思います。

ハルニレ

浅間の杜には「宝永の清流」と呼ばれる水路があり、池には水が湧き出していました。

何年もかけて地表にたどり着いた、富士山の湧水でしょうか。
この宝永の清流は表参道口まで続いており、鳥居の前で「信しげの滝」として流れ出していました。


須走登山口に近い裏参道口には、富士講の人たちが建てた講碑群が残っていました。

富士講講碑群

富士登山では33回登るのが一つの区切りだそうで、東口本宮富士浅間神社に限らず、訪れた浅間神社では、33回登山の記念碑をよく見かけました。

33回は想像を超えていて、1年に1回でも33年かかる計算です。
今回の世界遺産めぐりでは、そんな先人達の信仰の厚さとパワーを思い知らされました。



ユネスコ世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」





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最終更新日  2019/01/03 06:18:56 PM
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